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笹井宏之

Author:笹井宏之
◇1982年夏生まれ
◇ししゃも好き
◇療養生活をおくりながらあっけらか
 ーんと短歌をつくっています

○メールはこちら
 tsutsui@izumy.com
(@は半角文字で入力してください)

【温帯空虚】
題詠100首用のブログはこちら

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春立ちぬ
  道2(2018-12-19)

      「足元はやっぱり道で、どこかへと通じている道で、どこですかここ?」

        ~ 笹井宏之 『ひとさらい』 数えてゆけば会えます より ~


 

立春が過ぎ、このところ暖かな日和が続いています。

昨年は雪の日が多かったのですが、今年はまだ積雪がありません。


  
  南天5(2019-01-20)

     今は亡き祖母の歌いし南天の実は啄まれようやくの春   2005.3.10

           ~ 笹井宏之 『八月のフルート奏者』 より ~






筒井孝徳 佐賀新聞読者文芸 2019年02月 詩一席 「対話」
  読者文芸2019年02月一席「対話」
     (↑ ここをクリックすれば文字が大きくなります) 




宏之が旅立ってから10年ということで、今年に入ってから分かっているだけでも
10回ほど新聞に取り上げていただきました。

2月5日(火)も佐賀新聞文化・学芸欄に大きく 『ねむらない樹』vol.2(書肆侃侃房)
に掲載されている第1回笹井宏之賞の大賞他の優秀作のことが紹介されていました。

  佐賀新聞(2019-02-05) 2
   ( ↑ ここをクリックすれば文字が大きくなります)


福岡の方では1月30日(水)の西日本新聞の夕刊一面に宏之のことが紹介されて
いました。
おそらく、今まで紹介していただいた記事の中では一番大きく取り上げられていた
のではないかと思います。
驚きのA3サイズでしたので家ではコピーできませんでした。
平原さん、ありがとうございました。

西日本新聞夕刊(2019-01-30)
( ↑ ここをクリックすれば文字が大きくなります)



筑摩書房から刊行された東直子さんと穂村弘さん著の『しびれる短歌』
(ちくまプリマ―新書 318)でも宏之の歌を3首取り上げていただきました。

  しびれる短歌1
  しびれる短歌2
  ( ↑↓ ここをクリックすれば文字が大きくなります↑↓)
  しびれる短歌3



島本ちひろさんが「笹井宏之の歌ー萩原朔太郎を手掛かりとしてー」と題して
宏之の短歌を評して下さっています。
今泉洋子さんが送ってくださいました。ありがとうございました。

  新・評論の場1(圧縮)
    ( ↑↓ ここをクリックすれば文字が大きくなります↑↓)
  新・評論の場2(圧縮)


その他多くの方が宏之の作品を紹介して下さっています。
本当にありがたいと思っています。


10年の歳月が流れ、今なお多くの方々が心に留めてくださっていることに
宏之の作品の持っている力の大きさを感じています。


1月31日から始めました「笹井宏之メモリアルコンサート」ですが、今月は
1日に有田中部小学校で子どもたちの詩の朗読とコンサートを開催しました。
現在のところ2月は下記の日時に開催が決まっていますので、お近くの方は
お出かけ下さい。

13日(水) 19:00~20:30 有田町上本 法泉寺にて
16日(土) 19:00~20:00 武雄市 京都屋ロビーにて


伊万里市にある介護施設「デイサービスウェルネス伊万里」で
毎年ボランティアで「碗琴コンサート」を開催していますが、昨日
電話があり、急遽明日(8日)14:00~15:00にコンサートを
開催することになりました。

どうやら、2月はコンサート月になりそうです。
私も楽しみたいと思っています。


3月3日(日)は東京中野サンプラザ研修室にて第1回笹井宏之賞の
授賞式とシンポジウム
が開催されますので出席しようと思っています。

久し振りの東京ですので、2・3日滞在します。
3月は下旬にも上京の予定が入っています。


  ねむらない樹仏壇1



昨年来、穏やかに時が流れていましたが、今年に入り急に多忙になって
まいりました。

忙しいということはありがたいことです。

2月・3月は老体にムチ打ちフル回転で動こうと思っています。


  法泉寺周辺1(2019-01-20)

   ゆるやかにひらかれてゆくわれのうえを雲よりはつかこぼれくる春   2005.3.16

         ~ 笹井宏之 『八月のフルート奏者』 より ~


残照 | 15:43:34 | Trackback(0) | Comments(1)
メモリアルコンサート
  追悼コンサート(2019-01-31)6

   夕暮れのひかりに迎へられてゐし我が吹くフルートのアヴェ・マリア  2008.1.24

           ~ 笹井宏之 『八月のフルート奏者』 より ~

     


1月31日(木)午後6時、有田磁器の澄んだ音色が鳴り響く中、

静かに「メモリアルコンサート」の幕が開きました。

碗琴演奏は宏之が好きだった一青窈の『ハナミズキ」 からスタートしました。
(↑ クリックすれば動画が見られます ↑)



  追悼コンサート(2019-01-31)3
  追悼コンサート(2019-01-31)7
  宏之メモリアルコンサート(2019-01-31)2


ステージの背面には宏之の詩「無題」のタペストリーを掲げました。

  追悼コンサート(2019-01-31)1


    わたしのすきなひとが
    しあわせであるといい

    わたしをすきなひとが
    しあわせであるといい

    わたしのきらいなひとが
    しあわせであるといい

    わたしをきらいなひとが
    しあわせであるといい

    きれいごとのはんぶんくらいが

    そっくりそのまま
    しんじつであるといい

投稿日:2009-01-05 Mon

2009年1月5日 謹賀新年

これは宏之がブログ『些細』に最後に書き込んだ日のものです。
「無題」は後で付けられたタイトルです。


  追悼コンサート(2019-01-31)13
  追悼コンサート(2019-01-31)9
  メモリアルコンサートプログラム1(2019-01-31)
  (↑ ここをクリックすれば文字が大きくなります↑)



雨で足元が悪い中、会場の「匠」キッチングランマ ホールにはたくさんの方が
お集まりくださいました。
遠くは佐賀市からもご来場いただき、宏之が繋いでくれたご縁に只々感謝です。

桃谷法信先生の進行で約1時間半の追悼コンサートでしたが、私の碗琴演奏に
加えて、桃谷先生のギターと私のオカリナで「葉桜を」(笹井宏之作詞、桃谷法信作曲)
を一緒に歌いました。
また、町内の男声合唱団「とうせん・ズ」と女声合唱団「メロディーバード」の皆さんも
それぞれの持ち歌に加えて、この「葉桜を」を歌って下さいました。
即興で「浜辺の歌」を岩﨑理美先生がピアノで伴奏して下さり、桃谷先生のギター、
私のオカリナ、そして会場の皆様で合唱しました。

宏之への取材の思い出を西日本新聞の平原さんに語っていただき、書肆侃侃房代表の
田島安江さんには宏之の歌集を出版して下さった経緯と「笹井宏之賞」創設の思いなどを
語っていただきました。

2013年に佐賀市のギャラリーで、宏之の作品をモチーフにグラフィックデザインの展示会
「ささのえ」を開催して下さったデザイナーの古賀義孝さん、秦佳織さん、松尾浩一さん
(池田和浩さんは欠席)が、それぞれに宏之の作品への思いを語ってくださいました。

最後に全員で「ふるさと」を歌って閉会しましたが、ご来場くださいましたお客様からは
「とても素敵な集いでした」とのことばを頂戴しました。

追悼コンサートチラシ葉桜を楽譜
        (↑ ここをクリックすれば文字が大きくなります↑)


今日の佐賀新聞にメモリアルコンサートの記事が掲載されました。

佐賀新聞(2019-02-03)
  (↑ ここをクリックすれば文字が大きくなります)



2月1日(金)午後1時より有田中部小学校の図書室でメモリアルコンサートと
子どもたちによる詩の朗読会を開催しました。

  有田中部小コンサート(2019-02-01)1

給食後の昼休みの時間帯でしたが、全校児童がたくさん集まってくれ、図書室が
子どもたちでいっぱいになりました。
父兄の方や私の友人も来場してくれました。

最初に子どもたちが宏之の詩を朗読してくれました。

朗読に合わせて私は碗琴で「花は咲く」を演奏しました。


  有田中部小コンサート(2019-02-01)5
  有田中部小コンサート(2019-02-01)7


桃谷先生と「葉桜を」「浜辺の歌」などを演奏しました。

  有田中部小コンサート(2019-02-01)4
  有田中部小コンサート(2019-02-01)13
  有田中部小コンサート(2019-02-01)10


碗琴演奏に加えて、有田焼のオカリナ、横笛、カスタネットなども紹介しました。

子どもたちに有田焼、陶磁器で音楽を楽しむことができるということを伝えるのが
私の「有田磁器の音コンサート」の目的ですので、大変有意義な1日でした。

子どもたちはコンサート終了後も、オカリナや横笛、碗琴に大変関心を持ってくれて
大勢楽器の周りに集まってきました。

  有田中部小コンサート(2019-02-01)16
  有田中部小コンサート(2019-02-01)17

  
図書室入り口には、「笹井宏之コーナー」を作ってくださっています。

  有田中部小図書室1
  有田中部小図書室2


有田のケーブルテレビ(ACN)や新聞記者の方も取材に来てくださいました。

また、今回の一連のメモリアルコンサートの様子をアーカイブに残したいということで
有田町出身の方が、31日のコンサートの準備からずっと、映像制作スタッフの方を
連れて、コンサートに同行して下さっています。

  有田中部小コンサート(2019-02-01)11


会場では花束などもたくさんいただきました。

本当にありがとうございました。


  花束1(2019-01-31)
 
       ゆびさきのきれいなひとにふれられて名前をなくす花びらがある

           ~ 笹井宏之 『えーえんとくちから』 より ~


残照 | 20:06:32 | Trackback(0) | Comments(0)
メモリー
  生花(白)とダルちゃん・えーえん1

       眠ったままゆきますね 冬、 いくばくかの小麦を麻のふくろにつめて

            ~ 笹井宏之 『えーえんとくちから』 より ~




24日はたくさんのメッセージやお花などをいただきました。

TwitterやFacebookでも、本当にたくさんのツイートやコメント、「いいね」を
いただきありがとうございました。


24日の祥月命日に合わせて、西日本新聞伊万里支局の平原さんがすてきな
記事を書いてくださいました。宏之への何よりの手向けでした。

  西日本新聞(2019-01-24)
   (↑ ここをクリックすれば文字が大きくなります)

こちらからも記事が読めます → 西日本新聞「かささぎ通信@SAGA」(2019.01.24)



25日(月)に宏之の歌集を有田町に寄贈しました。
『ひとさらい』(Book Park)、『てんとろり』(書肆侃侃房)、『八月のフルート奏者』(書肆侃侃房)
『えーえんとくちから』(ちくま文庫)を有田町内の小・中学校6校の図書室及び東・西図書館の
合計8ヶ所に「笹井宏之コーナー」を設置していただくようになりました。

  贈呈式(2019-01-25)2.jpg
    (写真左:松尾佳昭町長  右:栗山昇教育長)


  東図書館
  (写真:有田町東図書館)


27日(日)の西日本新聞、佐賀新聞に贈呈式の記事を掲載していただきました。

  読者文芸2018年10月一席「雲のように」
  (↑↓ ここをクリックすれば文字が大きくなります ↑↓)
  佐賀新聞(2019-01-27) 2



  遺影と「えーえんとくちから」1

        この森で軍手を売って暮らしたい まちがえて図書館を建てたい

             ~ 笹井宏之 『えーえんとくちから』 より ~





  生花(今右衛門)1



平原さんからはるな檸檬さんの『ダルちゃん』をいただきました。

  「ダルちゃん」「えーえんとくちから」2

  『ダルちゃん』と『えーえんとくちから』の関係 (←クリックして下さい)


はるな檸檬さんは、17日(木)に我が家を訪ねてくださいました。

『えーえんとくちから』の素敵な書評を書いてくださいました。

  ちくま2月表紙 1
  ちくま2月はるな檸檬文書評2
  (↑ここをクリックすれば文字が大きくなります)



  生花(茂也作)1

      鞄からこぼれては咲いてゆくものに枯れないおまじないを今日も

           ~ 笹井宏之 『えーえんとくちから』 より ~




宏之の短歌に曲を付けてくださいました法泉寺住職の桃谷法信先生が没後10年
ということで、メモリアルコンサート、朗読会を企画して下さいました。

  むりょうじゅ421 (2)
   (↑↓ ここをクリックすれば文字が大きくなります)
  メモリアルコンサート2


『笹井宏之没後10年 メモリアルコンサート』
~碗琴とオカリナとギターと歌声の集い~
  
1月31日(木) 18:00~19:30  (於)有田町南原 「匠」 グランマホール
                       (国道35号線バイパス 0955-43-3107)
         碗琴とオカリナ:筒井孝司
         法話と歌とギター:桃谷法信
         歌声:メロディーバード、とうせん・ズ、栄町歌う会
         ゲスト:書肆侃侃房 社長 田島安江 様

2月1日(金) 13:00~13:30 (於)有田中部小学校 図書室
2月13日(水) 19:00~20:30 有田町上本 法泉寺
2月16日(土) 19:00~20:00 武雄市 京都屋ロビー

入場無料です。急な企画ですが、よろしかったらお出かけ下さい。




  南天7(2019-01-20)
  
  作品集2
 

 
  仏壇・花1

       思い出がしおれてしまいそうなときあなたが貸してくれた霧吹き

            ~ 笹井宏之 『えーえんとくちから』 より ~


残照 | 02:34:00 | Trackback(0) | Comments(0)
雪の日から十年
  梅1(2019-01-20)

     つぼみより (きみがふたたびくるときは、七分咲きにはなっていたいな)

            ~ 笹井宏之 『えーえんとくちから』 より ~




あの雪の日から十年の歳月が流れました。


今日は宏之の10回目の祥月命日。


皆様の温かいお心配りに支えられながらの十年でした。



  宏之作品集1(2019-01-20)

       四ページくらいで飽きる本とかを背骨よりだいじにしています

          ~ 笹井宏之 『ひとさらい』 くらげ発電 より ~




2008年(平成20年)1月25日に上梓しました笹井宏之歌集『ひとさらい』(Book Park)
は短歌界の皆さまからご評価をいただき、歌人としてこれからという時ではございましたが
刊行からちょうど一年後の2009年1月24日早朝、26歳の若さで旅立ちました。

心身の病と懸命に闘いながらも丁寧に生きてくれました26年間の証として、残してくれた
作品を何とか形にしてあげたいと思っておりました折、
2011年1月24日、宏之の三回忌にあわせて、笹井宏之作品集『えーえんとくちから』
(PARCO出版)
第二歌集『てんとろり』(書肆侃侃房)を刊行していただきました。
併せて第一歌集『ひとさらい』として書肆侃侃房より刊行していただき、書店で購入できる
ようになりました。

2013年8月1日に『八月のフルート奏者』(書肆侃侃房)刊行。
この作品集は2004年10月から2009年1月まで佐賀新聞読者文芸に投稿した
395首がおさめられており、発表名は本名の「筒井宏之」で文語と旧かな表記
用いています。
ちなみに発行日の8月1日(八朔)は宏之の誕生日です。


そして、今年2019年1月10日に文庫版の『えーえんとくちから』(ちくま文庫)
を刊行していただきました。
宏之は短歌以外のジャンルの作品も数多く残してくれましたが、この文庫版には
未発表のエッセイ、俳句、詩なども新たに加えていただきました。


  えーえんとくちから2冊(2)

        百年を経てもきちんとひらきますように この永年草詩篇
 
           ~ 笹井宏之 『えーえんとくちから』 より ~
  



これらの作品集の刊行にあたっては、たくさんの方々のご協力をいただきました。
こころよりお礼申し上げます。

『ひとさらい』 のプロデュースを担当していただいた加藤治郎様、編集に携わっていただいた
荻原裕幸様、『えーえんとくちから』の編集に携わっていただいた伊津野重美様、斎藤倫様、
名久井直子様、杉田淳子、藤本真佐夫様、『てんとろり』を監修いただきました加藤治郎様、
制作ノートを書いていただいた中島裕介様、遺稿の収集・整理にあたっては「未来」や「かばん」
の会員の皆様、「風通し」「歌クテル」など宏之が詠草を寄せた媒体に関わる多くの方々のご協力
をいただきました。
『八月のフルート奏者』の解説を書いていただいた加藤治郎様、東直子様、そして第1歌集
『ひとさらい』、第2歌集『てんとろり』、『八月のフルート奏者』を発行していただいた書肆侃侃房
の田島安江様にはとりわけ感謝申し上げます。
『えーえんとくちから』文庫版発行にご尽力賜わりました筑摩書房の山本充様、解説をしていた
だきました穂村弘様、
また先日新井賞を受賞されたはるな檸檬さんは花椿コミック『ダルちゃん』
の話の中に登場するダルちゃんを変えるきっかけとなった詩集のモデルが、2011年発行の
『えーえんとくちから』だったというご縁で、すてきな書評の特典ペーパーを制作して下さいました。
先週17日には、遠路、我が家を訪問され宏之の遺影に手を合わせてくださいました。

また、この10年、数多くの方々がいろいろな媒体で宏之の短歌をご紹介下さいました。
伊津野重美さんは2009年11月に笹井宏之追悼号『生命の回廊』vol.1を2010年11月にvol.2、2011年11月にvol.3を編集・発行して下さいました。
朗読会では宏之の短歌を読んで下さっています。

宏之没後10年ということで、顕彰の輪が広がっています。書肆侃侃房で笹井宏之賞を創設して
いただき、昨年2018年8月1日発行の短歌ムック『ねむらない樹』vol.1で第1回笹井宏之賞の
募集要項を掲載し、来月2月1日発行の『ねむらない樹』vol.2で授賞作品が掲載されます。

ご協力くださいましたお一人おひとりのお名前を挙げることができませんことをお詫び申し上げ
ますとともに、お力添えをいただきました皆さまへ、そして歌人笹井宏之をあたたかくご指導
いただきました諸先生方と読者の皆様にこころからお礼を申し上げます。

この10年間、皆さまから賜りましたご厚情に深く感謝申し上げます。

宏之の歌がいつまでもみなさまの心に残ってくれますことを願って。



  南天3(2019-01-20)



  和子さん4(2019-01-20)

      桃色の花弁一枚拾い来て母の少女はふふと笑えり    2005.4.28

         
     葉桜を愛でゆく母がほんのりと少女を生きるひとときがある   2008.5.29

             ~ 笹井宏之 『八月のフルート奏者』 より ~ 




  和子さん10(2019-01-20)

  
  有明の月1(2019-01-22)

       風。そしてあなたがねむる数万の夜へわたしはシーツをかける

         ~ 笹井宏之 『てんとろり』 きんいろのきりん より ~


残照 | 04:51:29 | Trackback(0) | Comments(0)
楽曲「葉桜を」
  法泉寺8(2018-12-02)

       もうそろそろ私が屋根であることに気づいて傘をたたんでほしい

           ~ 笹井宏之 『えーえんとくいから』 より ~
 




今日(14日)の佐賀新聞「地域の話題」欄に有田町法泉寺のご住職桃谷法信先生が
宏之の短歌に曲を付けて下さった記事が大きく掲載されました。
  佐賀新聞(2019-01-14) 2.JPG
  (↑ここをクリックすれば文字が大きくなります)



私も最近の碗琴コンサートの時に、この「葉桜を」という曲を歌いながら紹介しています。 

男声合唱団「とうせん・ズ」でも昨年11月4日に開催された唐船城築城800年記念の
プレイベントで披露しました。
前奏・間奏はオカリナで演奏しています。

有田の女声合唱団「メロディーバード」の皆様も歌って下さっています。


  とうせんずデビュー1



葉桜を    作詞 笹井宏之   作曲 桃谷法信

1.葉桜を愛でゆく母がほんのりと少女を生きるひとときがある
2008.5.29 ~ 笹井宏之『八月のフルート奏者』より ~

2.風。そしてあなたがねむる数万の夜へわたしはシーツをかける
~ 笹井宏之『てんとろり』きんいろのきりん より ~

3.冬ばつてん「浜辺の唄」ば吹くけんね ばあちやんいつもうたひよつたろ
2006.12.7 ~ 笹井宏之『八月のフルート奏者』より ~

4.花冷えの竜門峡を渡りゆくたつたひとつの風であるわれ
2007.4.19 ~ 笹井宏之『八月のフルート奏者』より ~

5.ねむらないただ一本の樹となってあなたのワンピースに実を落とす
~ 笹井宏之『ひとさらい』はるる ほら あな より ~

 


  法泉寺7(2018-12-02)
  法泉寺和子さん2(2018-12-02)
   (2018.12.02 法泉寺にて)





筒井孝徳 佐賀新聞読者文芸 2019年01月 詩三席 「オルゴール」
読者文芸2019年01月三席「オルゴール」2
   (↑ここをクリックすれば文字が大きくなります)



12月に法泉寺を訪れた時の冬薔薇がとてもきれいでした。



  法泉寺バラ11(2018-12-02)
  法泉寺バラ9(2018-12-02)

       鞄からこぼれては咲いてゆくものに枯れないおまじないを今日も

       ~ 笹井宏之 『ひとさらい』  数えてゆけば会えます より ~
  


残照 | 19:36:56 | Trackback(0) | Comments(1)
佐賀新聞(1月12日)
  『えーえんとくちから』(ちくま文庫)1

        四ページくらいで飽きる本とかを背骨よりだいじにしています

            ~ 笹井宏之 『えーえんとくちから』 より ~




本日(12日)の佐賀新聞に筑摩書房から刊行していただいた文庫版「えーえんとくちから」
(ちくま文庫)と福岡市の出版社「書肆侃侃房」に創設していただいた「笹井宏之賞」の
応募結果と第1回受賞作品・受賞者などを大きく紹介していただきました。

  佐賀新聞(2019-01-12)3
   (↑ ここをクリックすれば文字が大きくなります)

私たちの写真も掲載されていましたので、早朝より知人・友人から電話やメールを
たくさんいただきました。


『えーえんとくちから』(ちくま文庫)が10日から全国の書店に並び始めました。
東京の友人からも、「池袋の三省堂で『えーえんとくちから』(ビニールパックされていた)
を買いました。新刊コーナーに山積みになっていて、買えてよかったです」
というメールが入りました。

また数名の方より、「今朝(12日)の朝日新聞の書評欄に『えーえんとくちから』が紹介
されていて、とてもいい書評でした」と教えていただきました。

今日の新聞を見て「本屋に行って予約してきます」という電話もあり皆様からの反響が
とてもありがたいです。

よろしかったらお近くの書店からご購入いただければ嬉しいです。


『ねむらない樹』 vol.2(書肆侃侃房) は2月上旬発売です。



  鯉2(2018-12-28)
  鯉1(2018-12-28)

     錦鯉くちほつかりとひらきつつ冬の夜空を吞みてしまへり    2008.3.13

         ~ 笹井宏之 『八月のフルート奏者』 より ~
  

残照 | 23:38:36 | Trackback(0) | Comments(0)
飛翔
  バルーン13(2019-01-03)

       風という名前をつけてあげました それから彼をみないのですが 

          ~ 笹井宏之 『ひとさらい』 うすくみたす より ~




新しい年がおだやかに始まりました。 


早朝よりバルーンが有田の空に舞い上がりました。
我家の上空にも数機、手が届きそうな高さを飛んでいました。 


正月早々、楽しいサプライズでした。


  バルーン1(2019-01-03)
  バルーン10(2019-01-03)
  バルーン4(2019-01-03)

     悲しみでみたされているバルーンを ごめん、あなたの空に置いたの

          ~ 笹井宏之 『てんとろり』 いれもの より ~ 
 



  花(今右衛門花瓶)4
  正月花(草場茂也作)13
  正月花(草場茂也作)9
  
  

  のんちゃん4(2019-01-01)
  

今年もよろしくお願いいたします。



  バルーン7(2019-01-03)
  バルーン9(2019-01-03)

      切れやすい糸でむすんでおきましょう いつかくるさようならのために

            ~ 笹井宏之 『えーえんとくちから』 より ~


残照 | 17:12:50 | Trackback(0) | Comments(2)
『えーえんとくちから』文庫版刊行
  雪3(2018-12-28)

  とんとんとゆきのつぶてはキタキツネ ちるとぶほうとあかりちるとぶ   2006.1.12

           ~ 笹井宏之 『八月のフルート奏者』 より ~




昨日は小雪がちらつく寒い一日でした。


  雪2(2018-12-28)
  雪20(2018-12-28)

        猫に降る雪がやんだら帰ろうか 肌色うすい手を握りあう

          ~ 笹井宏之 『ひとさらい』 うすくみたす より ~





一昨日、筑摩書房の方が 『えーえんとくちから』(ちくま文庫) の見本を携えて
我が家を訪れてくださいました。

宏之の遺影にお参りいただき、文庫版刊行の報告をしてくださいました。

年の瀬のお忙しい中、わざわざ東京から有田までお出かけいただき本当に
ありがとうございました。


  えーえんとくちから表紙


この文庫版には未発表のエッセイ、俳句(30句)、詩(5編)を新たに加えていただきました。

宏之が敬愛した穂村弘さんがすばらしい解説文を寄稿してくださいました。

ありがとうございました。


  えーえんとくちから裏表紙解説文


2019年1月10日第1刷発行ですので、書店には9~11日頃並ぶと思います。
よろしかったら是非ご購読下さい。



12月21日(金)の佐賀新聞の文化・学芸欄に「県内文化回顧 2018(上)」が掲載され、
「文芸」の最初に宏之の歌から名をとった短歌ムック本『ねむらない樹』の創刊と宏之の
名前を冠した短歌賞「笹井宏之賞」のことを紹介していただきました。

  佐賀新聞文化(2018-12-21)
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来月24日で亡くなって10年になりますが、それに合わせて 『ねむらない樹』第2号 が2月に発行され受賞作も紹介されます。

没後10年を前にいろいろなところで顕彰の輪が広がっておりますことに心から感謝申し上げます。




筒井孝徳 佐賀新聞読者文芸 2018年12月 詩三席 「待ち時間」
  読者文芸2018年12月三席「待ち時間」
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『ほんのひとさじ』(書肆侃侃房)  特集 布
  ほんのひとさじ表紙(布)
  ほんのひとさじ2ほんのひとさじ3
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『ソワニエ』という雑誌を送っていただきました。

白石さんおすすめ「温泉地で読みたい本」の3冊の中に、 『ひとさらい』(書肆侃侃房) が
選ばれていました。

あとの2冊は、「海辺のカフカ(上)」(村上春樹/新潮社)と「三島由紀夫レター教室」
(三島由紀夫/ちくま文庫)というビッグネームの本でした。

  ソワニエ表紙
  ソワニエ4
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  温泉地で読みたい本1




今年も残り2日あまりとなりました。

先週までしぶとく残っていた裏山の柿が最後の実を落としました。


  柿8(2018-12-19)
  柿10(2018-12-19)



裏山のツバキと玄関先の紅白の山茶花は、昨日から舞っている小雪を喜んでいるようです。


  ツバキ2(2018-12-19)

      冬を越すことのできない花たちへおゆかけている おゆ あたたかい

         ~ 笹井宏之 『てんとろり』 やさしく、はぐれる より ~




  山茶花3(2018-12-19)白
  山茶花2(2018-12-19)赤


  山茶花2(2018-12-19)白

     ふわふわを、つかんだことのかなしみの あれはおそらくしあわせでした

             ~ 笹井宏之 『えーえんとくちから』 より ~
  

残照 | 23:03:01 | Trackback(0) | Comments(3)
暖かな師走
  泉山紅葉1(2018-11-21)

       食卓にもみじの苗が二、三本あがっていたらそれは希望です

        ~ 笹井宏之 『ひとさらい』 たくさんのいとこ より ~




師走に入りましたが、昨日今日と20度を超える暖かい日が続いています。

まだ秋がぐずぐずしています。



  泉山紅葉2(2018-11-21)
  歴民紅葉8(2018-11-21)

      初恋のひとの背中を思ひつつ紅葉降る坂道を下れり    2007.12.13

         ~ 笹井宏之 『八月のフルート奏者』 より ~





  泉山磁石場和子さん1(2018-11-23)
  泉山磁石場和子さん3(2018-11-23)
  泉山磁石場和子さん14(2018-11-23)
  泉山磁石場和子さん13(2018-11-23)

      「足元はやっぱり道で、どこかへと通じている道で、どこですかここ?」

         ~ 笹井宏之 『ひとさらい』 数えてゆけば会えます ~





  泉山磁石場1(2018-11-21)
   (写真:泉山磁石場)




孝徳は、本年度の佐賀県文学賞の詩の部門で二席、短歌部門で三席でした。


佐賀県文学賞2018年詩部門二席「サナトリウム」
佐賀県文学賞2018年詩部門二席「サナトリウム」
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佐賀県文学賞2018年短歌部門三席「短歌5首」
佐賀県文学賞2018年短歌部門三席「短歌5首」
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2日(日)、宏之の短歌に曲を付けて下さった桃谷法信住職の法泉寺を和子さんと訪ねました。
紅葉と公孫樹の落ち葉を愛でてきました。

  読者文芸2018年10月一席「雲のように」
  法泉寺7(2018-12-02)
  法泉寺・和子さん3(2018-12-02)
  法泉寺6(2018-12-02)

    わがうちの銀杏並木を染め抜きしきみという名の風の一陣   2006.11.23

         ~ 笹井宏之 『八月のフルート奏者』 より ~





樹齢千年、国指定の天然記念物、泉山の大公孫樹も11月下旬の「有田秋の陶磁器まつり」
の期間中は、たくさんのお客様に来ていただきました。
NHKの「ブラタモリ」効果で今秋はたくさんの方々に秋の有田を楽しんでいただいています。

  大公孫樹10(2018-11-21)
  大公孫樹7(2018-11-21)
  大公孫樹11(2018-11-21)
  大公孫樹1(2018-11-21)

        千年の眠りののちに語られる世界がやさしくあるための嘘 

     ~ 笹井宏之 『てんとろり』 世界がやさしくあるためのメモ より ~
 


残照 | 19:02:30 | Trackback(0) | Comments(2)
山茶花が一輪
  山茶花2(2018-10-27)

       ゆびさきのきれいなひとにふれられて名前をなくす花びらがある

            ~ 笹井宏之 『てんとろり』 さんさろ より ~




朝夕はめっきり寒くなってまいりました。


昨日(28日)は和子さんの誕生日でしたが、それを祝うかのように

玄関先には、今秋初めての山茶花が一輪咲いていました。


  山茶花3(2018-10-27)
  読者文芸2018年10月一席「雲のように」



昨夜はいつものようにショートケーキでささやかなバースデイパーティ。


  ケーキ1(2018-10-28)
  ケーキ2(2018-10-28)
  誕生祝3(2018-10-28)


お祝いのメッセージやプレゼントをいただき和子さんも喜んでいました。

ありがとうございました。



  本プレゼント1(2018-10-28)

孝徳からのプレゼントは和子さんが読みたいと言っていた『苦海浄土』(石牟礼道子)と
いつも口ずさんでいる歌がたくさん載っている『日本の抒情歌』(NOBARASHA)でした。

孝徳の今年のピックアップもさすがです。



  英山1(2018-10-27)
  (写真:英山)

  煙突4(2018-10-27)

     「すばらしい天気なものでスウェーデンあたりのひとになってます。父」 

       ~ 笹井宏之 『ひとさらい』 鮭フレークが降る交差点 より ~




  
  柿1(2018-10-27)
  柿5(タテ2018-10-27)


  カラスウリ1(2018-10-27)
  カラスウリ2(2018-10-27)

       からすうりみたいな歌をうたうから すごい色になるまで、うたうから

           ~ 笹井宏之 『ひとさらい』 くらげ発電 より ~




  ハナミズキ紅葉1(2018-10-27)


  山茶花1(2018-10-27)

    ふわふわを、つかんだことのかなしみの あれはおそらくしあわせでした

           ~ 笹井宏之 『えーえんとくちから』 より ~


残照 | 19:51:59 | Trackback(0) | Comments(1)
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