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笹井宏之

Author:笹井宏之
◇1982年夏生まれ
◇ししゃも好き
◇療養生活をおくりながらあっけらか
 ーんと短歌をつくっています

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旅の終わりに
  夕景(2012-09-11 18:13)

     風という名前をつけてあげました それから彼を見ないのですが

        ~ 笹井宏之 『ひとさらい』 うすくみたす より ~




職場からの夕景がきれいでした。

頬を撫でる風の匂いにも秋が感じられます。


中国視察の最後は上海。

2年前の10月に上海万博会場で碗琴を演奏して以来ですが、
あの時は街中がごった返していました。

午前中、まずバンド(外灘)を訪れました。
100年ほど前から上海の象徴ともいえる場所です。上海の母、黄浦江の景色と、
対岸の日進月歩で開発が進む新景観、浦東陸家嘴地区の様子が望めます。
バンドの西側では、当時「東洋のウオール街」と呼ばれた風采を呈していましたが
現在は「万国建築博覧」と呼ばれる各種芸術建築物が立ち並んでいます。
2年前にここを訪れた時は夜景を楽しみました。

バンド1(2012‐09‐03)
バンド2(2012-09-03)
バンド3(2012-09-03)


昼食を兼ねて城隍廟・豫園を回りました。
旧市街区にある豫園は明、清時代の江南特色のある庭園建築がよく保存されています。

豫園1(2012-09-03)
豫園2(2012-09-03)
豫園3(2012-09-03)



途中、中国茶のお店に立ち寄りました。
いろいろなお茶をテイスティングさせながら販売する手法のお店ですが、
やはり思いの外、買い物をしてしまいました。

中国茶の店(2012-09-03)


最後は2年前にも視察した「上海伊勢丹」。
有田焼展を開催した同じフロアでは「北海道物産展」が開催されていました。
万博の時に比べるとやはり客数は少なかったようです。

上海伊勢丹1(2012-09-03)
上海伊勢丹2(2012-09-03)


中国5日目の朝、上海のホテルで旅の終わりに宏之の歌集を記念に収めました。

上海ホテル1(2012-09-03)
上海ホテル2(2012-09-03)

今回の中国視察は3つの目的を持って日本を発ちました。

1つは、有田ニューセラミックス研究会の事務局長として、蘇州の工場視察と
上海の市場視察。

2つ目は有田観光協会の事務局長として、中国が世界遺産や観光資源を如何に
活用しているか。そのことを有田の観光にどのように生かすか。

そして3番目の目的は、宏之と旅をすること。バッグの中にはいつも宏之の歌集を
携え、世界自然遺産の張家界、武陵源の奇観を宏之はどのように詠むのだろうか、
などと独り思いを巡らせながら、旅をしていました。

宏之は山が好きでした。一緒に旅をしたかった・・・。


宏之は、第一歌集『ひとさらい』のあとがきで次のように記しています。

「・・・・・・
 短歌をかくことで、ぼくは遠い異国を旅し、知らない世界音楽を聴き、
どこにも存在しない風景を眺めることができます。
 あるときは鳥となり、けものとなり、風や水や、大地そのものとなって、
あらゆる事象とことばを交わすことができるのです。
 短歌は道であり、扉であり、ぼくとその周囲を異化する鍵です。
 キーボードに手を置いているとき、目を閉じて鉛筆を握っているとき、
ふっ、とどこか遠いところへ繋がったような感覚で、歌は生まれてゆきます。
 ・・・・・・」

きっと宏之は張家界の山々を旅したのだろうな・・・
そう思いながら森の中を歩きました。

宏之と一緒に旅をしました・・・

2012年9月3日 18:15 上海浦東国際空港から福岡空港へ。

上海浦東国際空港(2012-09-03)

    それは明日旅立ってゆく人のゆめ こうのとりには熱いポトフを

       ~ 笹井宏之 『ひとさらい』 すきま抄 より ~


残照 | 23:59:32 | Trackback(0) | Comments(0)
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