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笹井宏之

Author:笹井宏之
◇1982年夏生まれ
◇ししゃも好き
◇療養生活をおくりながらあっけらか
 ーんと短歌をつくっています

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【温帯空虚】
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歌人 筒井宏之の部屋
  筒井宏之の部屋1(2012-05-27)

      たましいのやどらなかったことばにもきちんとおとむらいをだしてやる

           ~ 笹井宏之 『てんとろり』 さようなら より ~




先週の大町煉瓦館でのチャリティコンサート会場で、大西奈々美館長が
宏之の歌を書にして「歌人 筒井宏之の部屋」を作って下さいました。

書と歌を紹介します。


筒井宏之の部屋6(2012-05-27)
筒井宏之の部屋7(2012-05-27)

筒井宏之の部屋2(2012-05-27)

冬ばつてん「浜辺の唄」ば吹くけんね ばあちゃんいつもうたひよつたろ   筒井宏之
                         (2006年12月7日付佐賀新聞読者文芸掲載作品)

さとうきび畑の唄をうたひきり夏大根ざくりときざむ母   筒井宏之
                         (2006年8月31日付佐賀新聞読者文芸掲載作品)

桃色の花弁一枚拾い来て母の少女はふふと笑えリ   筒井宏之
                         (2005年4月28日付佐賀新聞読者文芸掲載作品)

筒井宏之の部屋3(2012-05-27)

葉桜を愛でゆく母がほんのりと少女を生きるひとときがある   筒井宏之
                         (2008年5月29日付佐賀新聞読者文芸掲載作品)

初春のよろこびなしと言ふひとへ迎へらるるがよろこびと説く   筒井宏之
                         (2009年1月15日付佐賀新聞読者文芸掲載作品)

我が家といふ大き生きもの起きいでてまづ父親を吐き出しにけり   筒井宏之
                         (2007年12月27日付佐賀新聞読者文芸掲載作品)

うたふなら月をささぐるなら花を きみのつめたきまぶたのうへに   筒井宏之
                         (2006年11月9日付佐賀新聞読者文芸掲載作品)

筒井宏之の部屋4(2012-05-27)

サバクでもラクダでもないサラダにはサハラの太陽みたいなトマト   筒井宏之
                         (2005年6月16日付佐賀新聞読者文芸掲載作品)

名を知らぬ鳥と鳥とが鳴き交はし夏の衣はそらをおほひぬ   筒井宏之
                         (2008年6月19日付佐賀新聞読者文芸掲載作品)

少年よ大志いだかずとも人を愛せ 砂塵の吹雪く世界に   筒井宏之
                         (2007年4月12日付佐賀新聞読者文芸掲載作品)

冬の夜の水道水を湛へつつ今にも震へだしさうな皿   筒井宏之
                         (2007年2月8日付佐賀新聞読者文芸掲載作品)

筒井宏之の部屋5(2012-05-27)

静かなる庭に足音響きいて月かもしれぬ 鬼かもしれぬ   筒井宏之
                         (2005年9月15日付佐賀新聞読者文芸掲載作品)

わがうちの銀杏並木を染め抜きしきみといふ名の風の一陣   筒井宏之
                         (2006年11月23日付佐賀新聞読者文芸掲載作品)

わがうちに散る桜あり 君の名を呼ぶとき君はきらきらと風   筒井宏之
                         (2006年4月27日付佐賀新聞読者文芸掲載作品)

焼芋を売りおるひと売られおるひと どちらも芋のごとあたたかし   筒井宏之
                         (2005年12月22日付佐賀新聞読者文芸掲載作品)


筒井宏之の部屋8(2012-05-27)

筒井宏之の部屋10(2012-05-27)

在りし日の坑夫のやうに太き風、煉瓦の纏子蔦を揺らし   筒井宏之
                         (2007年4月5日付佐賀新聞読者文芸掲載作品)

冬椿枯れそめ、されどまぼろしの坑夫が夢をみる煉瓦館   筒井宏之
                         (2008年1月24日付佐賀新聞読者文芸掲載作品)

しづかなる炭坑街の片隅に転がつてゐるサッカーボール   筒井宏之
                         (2007年4月5日付佐賀新聞読者文芸掲載作品)

夕暮のひかりに迎へられてゐし我が吹くフルートのアヴェ・マリア   筒井宏之
                         (2008年1月24日付佐賀新聞読者文芸掲載作品)

蜂蜜のうごきの鈍ささへ冬のよろこびとして眺めてをりぬ   筒井宏之
                         (2009年2月5日付佐賀新聞読者文芸掲載作品)


筒井宏之の部屋9(2012-05-27)

風。そしてあなたがねむる数万の夜へわたしはシーツをかける   

  ~ 笹井宏之 『てんとろり』 きんいろのきりん より ~



奈々美さん、ありがとうございました。


ほたるみにきん祭(2012-06-02)

  ふわふわを、つかんだことのかなしみの あれはおそらくしあわせでした

        ~ 笹井宏之 『ひとさらい』 うすくみたす より ~

(写真:「ほたるみにきん祭」 会場 2012-06-02)

残照 | 23:30:14 | Trackback(0) | Comments(6)
コメント
お目だるい書で・・・
筒井さんご夫妻を通して宏之さんとご縁のあった煉瓦館として、また私個人として「何らかの形で作品をご紹介せねば」とあれ以来ずっと思っておりました。
今回、こんなささやかな形ではありましたが「歌人 筒井宏之の部屋」をもうけることができ少しホッとしています。
また、拙い私の書を何回もアップいただき、少々の面映さを感じています。ありがとうございました。
2012-06-04 月 11:06:42 | URL | 大西 奈々美 [編集]
お久し振りです。(^^ゞ
あまりにも素敵な書だったものですから
一言コメントを書かせて頂きます。

素晴らしい書は沢山あると思いますが
ここに載ってある書は私好みの書です。(*^^*)

宏之さまの歌が更に素敵にきこえます♪

書には詳しくありませんが
私の感性にビンビン響きました。

素晴らしい部屋が出来ましたね。
大西館長さま・・ありがとうございます。


2012-06-04 月 15:21:46 | URL | 日向日和 [編集]
奈々美さん
いえいえ、宏之のひととなりをご存知の奈々美さんが宏之の歌を
書いて下さったこと、私たちの心に響きました。
気持ちが伝わってきました。

ありがとうございました。
2012-06-04 月 20:26:20 | URL | 筒井孝司・和子(笹井の父・母) [編集]
日向日和 様
ご無沙汰いたしております。

コメントありがとうございました。
私たちにとっても、本当にすてきな書でした。

お体の具合は如何ですか?

私もあまり他人様のことは言えませんが、
ご無理なさいませんように。

お忙しいでしょうが、これから梅雨を迎え
暑さも厳しくなってまいりますので、ご自愛
くださいますように。
2012-06-04 月 20:34:41 | URL | 筒井孝司(笹井の父) [編集]
館長さんの書を紹介して下さってありがとうございます!(感謝感激!!)
詳細がわかってうれしい…

『書にしたためる』
なんと粋な宏之さんの歌の味わい方であろうか。
そして、その書を鑑賞することは
なんと贅沢な味わい方であることか*

情感あふれる達筆から
館長さんの、宏之さんと宏之さんの歌に対するまなざしと想いが伝わってきます。

館長さんの書を通して
宏之さんと、宏之さんの歌の世界に触れ
宏之さんの歌の世界をさらに深められたことを幸せに思います。

ありがとうございました。
2012-06-20 水 09:36:01 | URL | yt [編集]
yt 様
こんばんは。
煉瓦館館長の大西奈々美さんは私たちの高校の同窓生で、年に何回か懇親の集いをしていました。
その場(飲み会)にも宏之は何回か顔を出し、一緒に語り、カラオケも歌っておりました。
私と同様に宏之はお祭り好き、人が好きで、仲間も宏之のひととなりを知っていました。

みんな、今でも変わらず宏之を応援してくれています。
その思いが「したためてくれた書」に込められていて、私たち夫婦の心に響きました。

いつもありがとうございます。
2012-06-20 水 23:58:09 | URL | 筒井孝司・和子(笹井の父・母) [編集]
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