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笹井宏之

Author:笹井宏之
◇1982年夏生まれ
◇ししゃも好き
◇療養生活をおくりながらあっけらか
 ーんと短歌をつくっています

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【温帯空虚】
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追悼朗読会

              追悼朗読会(2011.01.22)

     追悼朗読会1(2011.01.22)

どちらかが詩になったならすみやかに朗読を開始する約束

                ~ 笹井宏之 『てんとろり』 より ~



冬晴れのすばらしい一日でした。

有田ポーセリンパークのシアターで追悼朗読会を開催しました。
「私たち家族3人でできることを宏之のために」
ということで急遽思い立ったささやかな会でしたが、たくさんの
友人・知人に支えられて手作りの朗読会が開催できました。

お集まりいただいた皆さま、本当にありがとうございました。

私の方は会の進行と碗琴演奏で慌ただしくしており、会場の写真撮影
や全体の雰囲気を十分に伝えることができませんので、ご来場いただいた
友人・知人のブログをお借りしてお伝えします。

武雄高校の同窓生がたくさん集まってくれました。その同窓生のブログに
友人江口正勝君がコメントと写真を少し添付してくれていました。



1月22日(土)、有田ポーセリングパークシアターにて、筒井宏之くんの出版記念と三回忌
を兼ねた「追悼朗読会」が開催されました。
会場には、宏之くんに縁あった方々やファンの皆様方が多数ご来場され、生前の宏之くんの
エピソードや心に残った短歌などが披露され、在りし日の宏之くんを偲びました。

音楽にも秘めたる才能を発揮した宏之くんの楽曲を聴いたあと、まず最初に、母である和子さん
が「おおはくちょうのそら」(手島圭三郎 絵・文)という白鳥の家族愛と絆ををテーマにした
絵本を朗読された。
朗々と堂々と、かつ母性に満ちた情感ある語り口。そこには、凛とした気丈さがあり、人生の
厳しく辛いワンステージを切り抜け乗り越えた頼もしさが垣間見えるようだった。

朗読文に曲を付けてくれた次男の孝徳くん。ストーリー展開にメリハリをつけ、クライマックス
へと曲を運ぶ。筒井家の手作りの「合作」が絵本のテーマにもつながる「家族愛の物語」を完成
させた。

続いて、宏之くんと特に縁の深かった方々が、エピソードと思い出の短歌を紹介。同窓生では、
尾形英隆くんとSTSサガテレビの松本茂樹くんが登場。
尾形くんは、感情を押さえた静かな語り口で、当時の宏之くんを回顧。一見、繊細に見える宏之
くんが「頑固でなければ、10年も寝てられませんよ」というくらい「骨太」であったことなど
を披露。また「脊髄で歌を詠む」といわれた宏之くんの創作背景についても、貴重な興味深い逸話
を紹介してくれた。

松本くんは、宏之くんの作品に「従来の短歌のイメージと違う、キラキラとした世界を見た」と
振り返る。この日は、武高同窓会総会で演じた「筒井くんの碗琴演奏に乗せて松本くんが宏之くん
の短歌を朗読する」というコラボレーションが再現された。

この他、多くの方々が壇上に上り、宏之くんのエピソードと短歌を紹介された。中でも、佐賀の
歌人の今泉洋子さんは、追悼歌のなかで
「借り物の身体だった・・・」「見えざるものに操られつつ・・・」
という言葉を綴られ、宏之くんが精神世界の極みに触れていたことを伺わせる内容のお話をされた。

松本くんが、筒井くんとのコラボの最後で紹介した宏之くんの「詩」は、普遍愛を詠った永遠の
メッセージ。じっくり、噛みしめたいと思います。


 わたしのすきなひとが
 しあわせであるといい

 わたしをすきなひとが
 しあわせであるといい

 わたしのきらいなひとが
 しあわせであるといい

 わたしをきらいなひとが
 しあわせであるといい

 きれいごとのはんぶんくらいが

 そっくりそのまま
 しんじつであるといい


        笹井宏之

朗読する和子さん(2011.01.22)   同窓生と談笑する和子さん(2011.01.22)   追悼朗読会(2011.01.22)

「おおはくちょうのそら」を朗読する和子さん。(写真左)
受付で同窓生と語らう和子さん。(写真中)
受付横の展示コーナー。新刊「えーえんとくちから」「てんとろり」などが展示販売された。(写真右)

江口君、詳しくご紹介いただきありがとうございました。


有田の積文館書店さんと書肆侃侃房さんが会場で本の販売をして下さいました。
PARCO出版さんからはお花を頂戴しました。ありがとうございました。

また、たくさんの方からお花やお心遣いの品々を頂戴しました。
本当にありがとうございました。

伊津野重美さんの『紙ピアノ』とムムリクさんの『いい夢みてね』を一緒に並べていたら、
積文館さんから、「お二人はどういう方ですか?」と聞かれ、
「宏之の短歌を通じてお知り合いになった私たちの大切な友人です」と答えたら、
「最近有田店でこの2冊の本の問い合わせが多いんですよ、今度取り寄せるようにしました。 
 近いうちに宏之さんのコーナーを作りますので、是非見に来てください」
とのうれしい言葉が返ってきました。


昨年の一周忌の追悼コンサートの時も来ていただきましたが、宏之のことをテレビで紹介して
下さったNHKのディレクターさんが、今回も東京から駆けつけてくださいました。佐賀局の
方からも来てくださいました。
私たちはもちろん、我家のネコさんたちも大変喜んでいました。「よろしく」とのことです。



ご来場いただいた方より、早々にブログで紹介していただいています。 
 
CATさん
ありたまちどっとこむさん
有田のおばやんさん


みなさまから、「手作りのあたたかい朗読会でしたね」
と言っていただきました。 

私たちにとりましても、すてきなあたたかな一日となりました。

ほんとうに、ほんとうにありがとうございました。
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残照 | 23:31:40 | Trackback(0) | Comments(4)
コメント
  宏之さんとご家族の会。
多くの方々の感動と、あたたかい会の空気が、伝わってきました。
        ありがとうございます。
和子様の朗読は、どんなにすてきだったろう。と、思っています。

 また、私の本まで参加させて頂いたとの事。ありがとうございます。
 どうりで今日は、宏之さんの歌が頭によく浮かびました。

 会場に、このブログにも、宏之さんの笑顔が見えるようです。


2011-01-23 日 02:26:18 | URL | ムムリク [編集]
(前回のコメントの)大変丁寧なお返事、本当にありがとうございました
m(_ _)m
うーんやっぱり、住んでる方に教えていただくと、景色が見えるようだ、と思いました。
m(_ _)m
笹井さんは良いところで、素敵なご家庭で育ったんだなあと思います。
あたたかい会になったのも、笹井さん(と笹井さんのご家族)の人柄ゆえなんでしょうね。
笹井さんが残した歌集が(残念ながら)少なくても、笹井さんの歌の存在はいろんな意味で、とても大きいと思います。
笹井さんを育んでくださった御両親と、有田の自然に「本当にありがとうございます」と言いたい気持ちです。
感謝です。
2011-01-23 日 09:58:05 | URL | 瑠璃 [編集]
ムムリク 様
おかげさまで親しい人たちにたくさん集まっていただき、
和やかな集いとなりました。
いろいろな人が宏之のこと、宏之への思いを語ってくれました。

和子さんの絵本の読み語りもすてきでした。
ちょっとだけですが、初めて皆さんの前で、宏之との思い出も
話してくれました。

宏之もきっと喜んでくれたと思います。宏之が私たちを導いて
くれているのかな、と思っています。

和やかな笑顔で皆さん帰途に付かれたようですので、手作りの
ささやかな会でしたが、私たちの思っていたようなあたたかい
集いになりました。

私たちの勝手で、ムムリクさんも「いい夢みてね!」の絵本で
出席していただきました。
有田の本屋さんで宏之の本と一緒に並べてもらえればなぁーと
思ったりしています。

展覧会の様子も楽しく拝見させていただいています。素敵な方々
がお集まりのようですね。
私たちもブログのお写真とコメントで、作品とムムリクさんを鑑賞
させていただいています。
たくさんの人に観ていただければと願っています。
2011-01-23 日 16:37:03 | URL | 笹井の父 [編集]
瑠璃 様
ご丁寧なコメントありがとうございます。

宏之は山歩きが好きでした。中学校の時は友達と、
また一人でも有田の山々によく登っていました。
目の前にそびえる英山も険しい岩山ですが、冒険
好きでしたので、下山してから途中の様子や危険な
体験を、目を輝かせながら得意げに話していました。

私たちも豊かな感性を育んでくれた有田の自然と
風土に感謝しています。
2011-01-23 日 16:52:56 | URL | 笹井の父 [編集]
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