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笹井宏之

Author:笹井宏之
◇1982年夏生まれ
◇ししゃも好き
◇療養生活をおくりながらあっけらか
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のんちゃんが家族になった日~宏之の日記より
    お昼寝のんちゃん(2010.05.08)


猫に耳打ちするときの顔がまたたいそうまるい あやうくパン屋      笹井宏之

                    ~ 「かばん」 2005年10月 歌会詠題 「耳」 ~



(写真:お昼寝のんちゃん。左はみーたん。 2010.05.08 撮影)



先日、一枚のCDを見つけました。付箋には私の文字で「宏之データ」と書かれていました。
誰からか手渡されたものだったようですが、記憶にありません。

2005年8月20日から2006年6月10日までの宏之の日記でした。
家族のこと、猫のこと、日々の病との葛藤などが綴られていました。



のらこ。 2005.11.1

十月半ばにうちに野良猫が居ついた。
で、居ついてから数日後に家の前で車にはねられた。
弟と母が目の前でみていたから間違いない。
近所のおじさんが
「ここにまるうなっとるよ(ここにまるくなってるよ)」
と教えてくれたのでライトをもって様子をうかがったら、じっと草陰にうずくまっていた。
なんとか生きていて外からの傷はないようにみえたけれど、僕と母と弟はちょっと
言葉ではいいあらわせないショックを受けた。

それから十日ほど経った夜、なにやら家族がさわいでいたので居間へいってみると、
なんとその猫が何食わぬ顔で鳴いているではないか。
窓ガラスや網戸にあたまをこすりつけてなーなーなーなーと、うちにいれてくれよーとか、
そういうかんじで鳴いていた。
でもうちには2匹、家の中だけで飼っている猫がいるから野良とは接触させられない。

ふつうの野良猫だったらなんとか見過ごせる、というか見過ごすしかないのだけれど、
目の前ではねられて、それでも生きていて、さらにうちの庭に何度も何度も来るものだから、
家族はこれだけは絶対やってはいけないということをやってしまった。

えさを、やった。

責任を取らなきゃいけない。
軒下に寝床をつくる。
道路側にいかないように気つける。
それから、だれか飼ってくれる人を探す。
洗う。
洗ったら、うちの猫2匹とは別の部屋にケージを買って入れておく。
病院に連れて行って検査と予防接種をする。

でも飼ってくれる人を探しているのに、なぜか名前候補リストがつくられた。
知り合いに「ちょっとうちは無理」といわれたとき、少しだけ安堵した。
もう、いつのまにかうちの猫になりつつあった。

検査の結果はとくにわるい病気も持っておらず、うちの2匹と一緒にしてもいいとのこと。

まだ成猫にはちょっと遠い、
茶色くてちいさなその猫の名前は『のらこ』

     のらこ 2005.11.1

※写真はまだ外にいたときのもの。手前はうちの白猫。
-△-






本名 『筒井 のらこ』。 愛称 『のんちゃん』 は5年前、我が家の一員になりました。
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残照 | 00:01:17 | Trackback(0) | Comments(2)
コメント
温かい優しい日記ですね。のんちゃんは、「この家の猫になれたら、幸せにしてもらえる」と思ったのかなぁ。
猫であれ、犬であれ、家族が増えると楽しいですね。
2010-10-01 金 17:26:13 | URL | ありす [編集]
ありす 様
ありがとうございます。
昨日上海から帰ってきました。

今はのんちゃんたちに癒されています。
大切な家族です。
2010-10-05 火 22:16:27 | URL | 笹井の父 [編集]
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