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笹井宏之

Author:笹井宏之
◇1982年夏生まれ
◇ししゃも好き
◇療養生活をおくりながらあっけらか
 ーんと短歌をつくっています

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きっとうつくしいものを
     2010.7.25夕景1
 

暮れなずむホームをふたりぽろぽろと音符のように歩きましたね

           ~ 笹井宏之 『かばん』2006年11月自由詠より ~





最近はよく空を眺めます。

夕刻の空はいつも違う表情を見せてくれます。



2008年3月6日(木)の佐賀新聞の読者文芸に
宏之の詩を見つけました。二席でした。
笹音で投稿していました。


貝原 昭・選

「きっとうつくしいものを」

            有田町 笹 音

うすずみの水平線に
望みをひとつ、設置する

空には冬の満月

世界中のサンダルが
完璧ではないように

私たちはいま
風の中の椅子

クリスタル、とつぶやいて
羚羊の頭骨を 爪先の火炎を
追う、夜の、ひとみの、

そのベランダほどのきりぎしで

きっとうつくしいものを
手にしましょう



【総評】
 抽象的な内容だが古来、詩人が純粋に芸術としての美しいものを
 追求するという原初的志向を簡潔な言葉で表出。



2010.7.25夕景2




もう7月も残りわずか。

8月1日がやってきます。




(写真:玄関からの夕景。2010年7月25日午後7時過ぎ撮影)

残照 | 01:48:21 | Trackback(0) | Comments(2)
コメント
笹音くんの、こういう詩が好きでした。

短歌に移行していったけど、笹音くんの言葉に魅かれたのは、詩がはじまりでした。
2010-07-28 水 09:36:35 | URL | ありす [編集]
ありす 様
ありがとうございます。
私も好きな詩です。

今、宏之が残してくれた詩がいくつかありますので
読み返しています。

紡がれたことばのひとつひとつが愛おしく思われます。
2010-07-29 木 00:56:29 | URL | 笹井の父 [編集]
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