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笹井宏之

Author:笹井宏之
◇1982年夏生まれ
◇ししゃも好き
◇療養生活をおくりながらあっけらか
 ーんと短歌をつくっています

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【温帯空虚】
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041:こだま より ー 楽歌三昧より
追悼コンサート


041:こだま より  (題詠選り好み2006)

さよならのこだまが消えてしまうころあなたのなかを落ちる海鳥   笹井宏之(【些細】)

なんとも言えず好き。すーっとしたリズムでうっかり読み過ごしてしまいそうな上の句の後に、
どきっとする下の句。笹井さんは詩人だなぁ。
別れた人の心の中にいつまでも存在したいと思う人もいるかもしれないが、普通はまぁ、
フェードアウトしていくものだと思う、お互いに。
上の句はそういう時間の経過を含んでいるから、海鳥が落ちるというのは「あなた」の中から
自分の存在が消えてしまうということなんだろう。淡々と詠んでいるが「落ちる海鳥」は結構胸に来る。
「こだまが消えて」しまっても自分の中では忘れられないという含みを感じるからかな。
いやー、静かに印象に残る歌だ。

楽歌三昧(題詠選り好み2006)より


写真は1月24日の一周忌追悼コンサートの時のものです。
デザイナーである私の友人が宏之のフルート演奏の写真を
大きなタペストリーにしてくれました。


最近、お寺さんの本堂で碗琴の演奏する機会が何度かありました。
先週の土曜日(5月8日)も、白石町にある弥福寺でおこなわれた
「花まつり」(お釈迦様の誕生日)に呼んでいただき、
1時間ほど演奏させていただきました。

お寺さんだから宏之のタペストリーを掛けさせていただけるかな、
と思いご住職にお願いしました。

学生時代に陸上をなさっていたという30歳前後の若い女性のご住職は、
「あら、宏之さんも連れてこられたのですね」


とてもうれしいおことばでした。


写真の追悼コンサートの時は、「外からの太陽の光が池の水面に反射して、
タペストリーがゆらゆらと陽炎のように揺らめき、幻想的でした」
と友人がいってくれました。


お寺での演奏後、お子様を28歳で亡くされたというご婦人が来られ、
「タペストリーが風に揺らぎ、宏之さんの指が動いていて、まるで
フルートを一緒に演奏されているようでした」
と涙ながらに語りかけて下さいました。


今、宏之と一緒に演奏しています。



044:寺

上半身ほとんど寺であるひとがごおんごおんと挨拶をする   笹井宏之【温帯空虚】より




残照 | 06:29:24 | Trackback(0) | Comments(7)
コメント
響きます
ご友人作の、宏之さんの写真タペストリーは素敵ですね。碗琴とフルートの二重奏、その場にいらした方々は、きっと耳と心、両方に響かせていた事と思います。
碗琴の音楽は、NHKの宏之さんの番組で、お父様が演奏してらしたのを聞いた一度きりですが、硬いものを使っているのに、柔らかく耳に響いて大変心地よかったのを覚えています。

CDなどをつくったりはなさらないのでしょうか?
2010-05-16 日 16:22:04 | URL | サトウ [編集]
はじめまして
笹井さんのブログを拝読しています。わたしは未來の会員で数回、笹井さんとメールをやりとりしたことがありました。作品に強く心惹かれていたひとりです。いまでも亡くなられたことが信じられません。友人から笹井さんのブログがご両親の手によって復活されたことを知り、拝読しました。涙が出ました。笹井さんは亡くなってはいない。こうして愛する方々の心に生き続けていると、いつでもふりむくとそばにいらっしゃるのだと改めて思いました。現実にはお会いできませんでしたが、フルートを吹く笹井さんのお姿が見えるようです。美しい歌と共に大切にいたします。どうか、お元気にお過ごしくださいますように。
2010-05-17 月 14:32:36 | URL | 麦です [編集]
今朝、私のアート日記に 宏之さんの記事を掲載させて頂きました。
公人としての笹井宏之さんを、勝手にしゃべっています。
失礼があったらお許し下さい。
2010-05-18 火 04:59:48 | URL | ムムリク [編集]
サトウ 様
いつもありがとうございます。

私の場合、碗琴を弾く、たたくというより、歌っています。
「お茶碗を使ってやさしく歌っている」から、やわらかく
響いて聞こえるのではないでしょうか。

音楽制作をしている東京の友人が、碗琴のCD制作の話を
すすめてくれています。
大学時代からの友人ですが、彼に今宏之の楽曲のCDを
お願いしています。少し具体化しています。

3・4年前にデモ用で、20曲ぐらいMDに吹き込みました。
スタジオではなく、職場のホールで収録しましたので、
雑音も入っていますが、データがありますのでCDに
できます。

手づくりCDでよろしければ、お送りします。
2010-05-19 水 23:42:26 | URL | 笹井の父 [編集]
麦(です ) 様
はじめまして。

温かいコメントありがとうございました。
麦様のこころに宏之の歌がいつまでも生きつづけて
くれればと願っています。

私の知人が「その人のことを思ってくれる人がいるかぎり
その人は生き続ける」ということばを下さいました。

何かの折に、宏之のことを少し思い出していただければ
とてもうれしいです。
2010-05-20 木 00:03:18 | URL | 笹井の父 [編集]
ムムリク 様
とても素敵なページをありがとうございました。

ムムリクさまの世界に宏之がいました。

ただただ感謝です。

2010-05-20 木 00:10:07 | URL | 笹井の父 [編集]
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2010-05-21 金 04:55:54 | | [編集]
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