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笹井宏之

Author:笹井宏之
◇1982年夏生まれ
◇ししゃも好き
◇療養生活をおくりながらあっけらか
 ーんと短歌をつくっています

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【温帯空虚】
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英山(H22.2.28撮影)


「すばらしい天気なものでスウェーデンあたりのひとになってます。父」

「いま辞書とふかい関係にあるからしばらくそっとしておいて。母」

~ 笹井宏之『ひとさらい』より ~


今日の有田は穏やかな日差しにつつまれ、すばらしいお天気でした。


先週と先々週、お二人の方(笹音の友人)からメールを頂戴しました。
お一人は4年ほど前にブログを使って「短歌交換日記」をなさっていた
方から。宏之から自分の短歌のコメントを聞くことが殆どなかったので
しみじみと読ませていただきました。

もうお一人はML仲間の方から、「笹音語る(2008年2月4日)」という
宏之の「独り言」を、MLのアーカイブから探して送って下さいました。
照れ屋の宏之は、(本音を語るとき)よく関西弁(風?)で話しかけてきました。

ともに、宏之の生の声が、表情が、生前の日常が伝わってきました。
宏之そのものでした。

お二人からあたたかいコメントが添えられていました。

「ご家族の話や猫ちゃんの話をいつも楽しそうにしておられました」

「今も笹音さんは大事な仲間です」


本当にありがとうございました。また、涙がでそうです・・・・・・。


【2006/07/21 23:42】
一日目
はじまりのことばがゆびのあいだからひとひらの雪のように落ちた
笹井宏之

真夏だというのに、
なにかを綴ろうとすると
雪のイメージが湧いてくる。

ゆうなぎ手帖、一日目。

のんびり、好きなように書いてゆきたい。


【2006/07/23 15:39】
日曜日
息抜きをしているひとに栓をする すべてがぬけてしまわないよう
笹井宏之

父は激務に追われている。
たぶん、人気のあるアイドル歌手ぐらい忙しい。

会社勤めで、華やかなところへ出ることは滅多にないけれど、
正しいと思ったことのためにだけ、働いている。

日曜、テレビの前でくたくたになっている父へ
冷たい麦茶をいれてやった。

* * *

さてさて、彩さんとの歌詠みユニット「風鈴」、ちらほら鳴りはじめました。
些細だけれど、いろどりにあふれた場所になりますように。

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笹音語る(2008年2月4日)

引用
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イチローの凄いとこは、子どもらの夢になっとるちゅうところや。
きょうび、こんなふうなりたい! 思われてるオトナ、少ないと思うねん。

ベタやけど、夢って大切やと思う。
世の中、いろいろ悲しいこととか、目をおおいたくなる事件とか、ぎょーさんあ
るけど、それでも、こんな楽しいことがあるんや! こんなきれいなもんがある
んや! わーるど・いず・びゅーてぃふるや! って子どもたちに伝えてゆきた
い。

夢と希望、なんや漫画の戯れ言みたいやけど、それを与えるんが、オトナの役割
とちゃうんかなぁ……。
野球やのうても、歌でも、詩でも、なんでもええ。
子どもが心底、それこそ読んで字のごとく夢中になれるもんがあったら、ええね
んけどなぁ……。

でも、そういう純粋な子って、いまの世の中、生きづらいみたいやわ。

子やのうて、オトナもそう。
ただしくて、あたりまえで、まっとうなひとが、馬鹿見てまう。

そういうひとたちに、アンタまともやで、大丈夫やで、心配せんときや、って言
葉をかけられるような、職につきたいわ。

まあ、病気よくなってからやけどなぁ。
なんや言うの恥ずかしゅうて、関西弁になってしもうたわ。

独り言と思うて聞き流してくださいー<(_ _)>

-------------------------------
筒井孝司さま。

【些細】ブログの記事、読ませて頂いております。MLメンバー全員も読んでいます。
私たちの「歌の花束」の写真を使ってくださり、感謝しています。
MLのアーカイブから探していました。

今も笹音さんは大事な仲間です。

ともき

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写真は宏之がよく登っていた「英山(はなぶさやま)」です。
今日の午後、撮りました。

宏之は山が好きでした。

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残照 | 17:35:20 | Trackback(0) | Comments(6)
コメント
懐かしい!
「ゆうなぎ手帖」は、私も楽しく拝読してました。

笹音くんのホムペもまだ残してあって、たわいのないコメントをやりとりしていたのを懐かしく思い出しました。
2010-02-28 日 21:53:27 | URL | ありす [編集]
こんにちは。中村です。ご無沙汰しています。
いいものがみつかってよかったですね。
宏之さんのお父さんに対するコメントがあまりに筒井さんのイメージぴったりで涙がでました。
3人とも少しずつでも元気になってくださいね。
いつも読み逃げしていますが今日はひとこと伝えたくて、、
2010-03-01 月 15:18:05 | URL | catcat [編集]
ゆうなぎ手帖、短い間でしたが本当に楽しくやっていました。
遅くなりましたが、こうやってお父様にお伝えすることが出来て良かったです。

綺麗な山ですね。
山のお話もよくされていたのを思い出しました。
2010-03-03 水 22:45:26 | URL | アヤ [編集]
ありがとうございました。
ありす 様

そうですか、「ゆうなぎ手帖」を読んでいただいていたのですね。
HPもまだ残していただいているそうで、ありがたいですね。
いつもあたたかいコメントを頂戴し、ありがとうございます。


中村 様

ご無沙汰しています。
いつもお気遣いいただきありがとうございます。
これからもよろしくお願いします。
また家の方にもお立ち寄り下さい。


アヤ 様

宏之がどのような方と交流があったのか、
特に笹音の頃は全く知りませんでしたので
本当にありがとうございました。
皆さまに可愛がっていただいていたようで
本当にありがたく思われます。
2010-03-04 木 18:51:11 | URL | 笹井の父 [編集]
嬉しいです
お山の画像、爽やかですね。見ながら深呼吸してみました(^^)。山に親しめる環境で暮らせなかったのが少し残念です。

アーカイブ、何度も読み返しました。宏之さんの存在を知るのが遅れた者にとり、作品や言葉、文に触れる事は、宏之さんの輪郭だけにでも逢えたような気持ちになれる、そんな瞬間でもあります。

大切な記録を探しだして下さった方々と、それを載せて下さったお父様に。
有難うございます。
2010-03-05 金 16:03:18 | URL | サトウ [編集]
サトウ 様
いつもありがとうございます。

私もアーカイブを送ってくださった方々、
宏之を育んでくれた有田の山々、
そしてみなさまに感謝です。


2010-03-06 土 07:15:48 | URL | 笹井の父 [編集]
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