投稿日:2021-04-06 Tue

石楠花の一花一花の飛び立つを夢想の窓に眺めてをりぬ 2007.5.10
~ 笹井宏之 『八月のフルート奏者』 より ~
葉桜を待ちかねたように裏庭のシャクナゲが開花し始めました。
例年、有田陶器市が始まるゴールデンウィークの頃に見頃を迎えますが
今年は10日以上早く咲き始めました。

春の陽気に誘われ、玄関のツツジも同様に例年より早く咲き始め、
今が見頃の花もあります。



それは世界中のデッキチェアがたたまれてしまうほどのあかるさでした
~ 笹井宏之 『ひとさらい』 数えてゆけば会えます より ~
4月20日(火)~5月1日(土)まで大阪市北区のワイアートギャラリーで
それから彼を見ないのですが 小池結衣 銅版画展
が開催されます。
メゾチントという技法で、宏之の短歌に寄せた銅版画を発表してくださいます。
宏之の歌と小池さんの銅版画が深く共鳴していて、とても素敵な作品です。
お近くの方は是非ご覧ください。

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佐賀新聞読者文芸2021年4月詩部門一席 筒井孝徳 「3654日」

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中庭には、やや遅咲きのヤエツバキも負けじと咲き競っています。


つぼみより (きみがふたたびくるときは、七分咲きにはなっていたいな)
~ 笹井宏之 『えーえんとくちから』 より ~
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