投稿日:2020-07-28 Tue

左手に携帯電話ひらく朝 誰より早い君のおはよう
~ 笹井宏之 『えーえんとくちから』 より ~
雨の日続きで今年はまだ梅雨が明けませんが、朝の楽しみは
いろいろな朝顔が花を咲かせてくれることです。
4.5種類を植えていますが、今朝は水色の朝顔が挨拶してくれました。




「雨だねぇ こんでんえいねんしざいほう何年だったか思い出せそう?」
~ 笹井宏之 『ひとさらい』 晴れの日の仙人 より ~
筒井孝徳 佐賀新聞読者文芸 2020年7月 詩部門二席 「涙」

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長雨に誘われて玄関にサワガニが現れました。


今週は梅雨明けになりそうですが、例年より遅い梅雨明けはサワガニだけではなく
朝顔や紫陽花も喜んでいるみたいです。
紫陽花の挿し木は梅雨時が一番いいと聞いたので、見よう見まねで初めて挿し木を
何本か鉢植えしてみました。
無事に根が付いてくれればいいのですが・・・・・

昨日の早朝、知人から電話がありました。
「今朝5時頃、NHKのラジオを聞いていたら宏之さんの短歌が紹介されていましたよ!」
調べてみたら、昨年11月25日(月)午前4時台に放送されたNHKラジオ深夜便の
「絶望名言」の再放送がアンコールで流れていました。
その時にも紹介しましたが、「不眠症」をテーマに宏之の短歌を2首取り上げて
いただいています。
今、NHKラジオ「らじる★らじる」の聴き逃しで8月3日(月)午後0時まで再放送を
配信しているので是非お聞き下さい。
NHKFMラジオ深夜便▽絶望名言・アンコール 7月27日(月)午前4時05分放送
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次の短歌2首と宏之の人間性を素敵に解説してもらいました。

ねむらないただ一本の樹となってあなたのワンピースに実を落とす
風。そしてあなたがねむる数万の夜へわたしはシーツをかける
~ 笹井宏之 『えーえんとくちから』 より ~
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投稿日:2020-07-06 Mon

大雨の後のさ庭に立ちをれば我を追い越しゆく糸蜻蛉 2006.7.6
~ 笹井宏之 『八月のフルート奏者』 より ~
一ヶ月前に鉢植えした朝顔が7月に入ってから咲き始めました。
7月1日にブルーと紫の花が一輪ずつ咲きました。
記念すべき我家の朝顔の花、第1号・2号です。


佐賀新聞読者文芸の2019年度年間賞詩部門天賞に孝徳の「創作本能」が
選ばれました。
3度目の受賞で、今回は質・量ともに他を圧倒し天賞に決まったとの高い評価
をいただきました。
今後の創作の励みになると思います。

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6月の詩は3席でした。
筒井孝徳 佐賀新聞読者文芸2020年06月 詩部門 三席 「進化論」

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しくじりしわれを濡らせる雨のなか紫陽花の咲く坂道を越ゆ 2008.7.24
~ 笹井宏之 『八月のフルート奏者』 より ~
5月に植えた紫陽花も花を咲かせてくれています。





紫陽花を愛でている野良猫くーちゃんも今ではすっかり我家の一員です。



猫が猫の顔をしてゐたり それだけのひとひ、小糠雨は降りつづき 2006.7.6
~ 笹井宏之 『八月のフルート奏者』 より ~


どうしてもかなしくなつてしまひます あなたをつつむあめのかほりに 2006.6.29
~ 笹井宏之 『八月のフルート奏者』 より ~
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