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笹井宏之

Author:笹井宏之
◇1982年夏生まれ
◇ししゃも好き
◇療養生活をおくりながらあっけらか
 ーんと短歌をつくっています

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【温帯空虚】
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療養生活あれこれ

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彼岸明け
  彼岸5(2013-09-23)

  群るることああ忘れたというような目をひらきおり我が曼珠沙華   2005.10.13

         ~ 笹井宏之 『八月のフルート奏者』 より ~




今日でお彼岸が明けます。


今年もこの時期に、そして同じ場所に曼珠沙華が咲きました。

彼岸1(2013-09-23)
彼岸2(2013-09-23)
彼岸3(2013-09-23)


花の周りをクロアゲハが舞っています、今年も・・・

アゲハ1(2013-09‐23)
アゲハ2(2013-09‐23)
アゲハ3(2013-09‐23)


変わらない自然の営み。

そして、移ろいゆく季節、想い、人の営み。

物思ふ秋です。


  彼岸4(2013-09-23)

  かげろふのきえゆくゆふべ 秋の手がきみとわれとを握りしめたり   2006.10.5

          ~ 笹井宏之 『八月のフルート奏者』 より ~


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残照 | 04:37:48 | Trackback(0) | Comments(4)
おくり
  胡蝶蘭(2013-09-21)

  ひろゆき、と平仮名めきて呼ぶときの祖母の瞳のいつくしき黒   2007.11.15

         ~ 笹井宏之 『八月のフルート奏者』 より ~




九月十八日、母が旅立ちました。
碗琴の音色を聴きながら・・・


月(2013-09-22 03:26)


着物きて屠蘇をのみ干す面影を 春のはじめの初夢に見る   しげよ

母が平成十七年正月に詠んだ歌。
十九年前に亡くなった父の面影を偲んだ歌なのでしょうか・・・

花が好きで、歌が好きで、踊りが好きで、
いつもにこやかなやさしい母でした。
小さな体のどこに秘められていたのでしょうか、
凛とした強さを持った人でもありました。


月2(2013-09-22)

窯元の家に嫁ぎ、戦中・戦後の苦しい時代に私たち六人の子供を育て、
決して裕福ではありませんでしたが、忍耐強くしなやかに家族を守って
きてくれました。

孫、曾孫も大変可愛がってくれました。
佐賀新聞読者文芸に掲載された宏之と孝徳の短歌と詩を切り抜き、
日付順に手帳に張り付けていました。

その手帳には、母が若い頃に詠んだ短歌や俳句も少し綴られていました。

(母が祖父を送った句)   旅立ちや 寒さいとわず 麻衣

(母が叔母に送った句)   ながめつつ 姿そのまま 落椿



音を紡ぎ、言葉を紡ぐDNAは母からのものだったのでしょうね。


夏場から重篤な日々が続き、妹・義兄と交代で病院に詰めていました。
九月に入ってから幾度となく、院長から「今日明日が」と言われましたが
その度に乗り越えてくれました。
最後まで、私たちに「生きる強さ」「生きることの尊さ」を教えてくれました。


心豊かに私たちを育んでくれた母を、碗琴のしらべで見送りました。


やさしい面影を残し、母 繁代は九十四歳の生涯を閉じました。


  祭壇(2013-09-21)

     シゲヨさん、むかしのことをはなすとき百合にならなくてもいいからね 

           ~ 笹井宏之 『えーえんとくちから』 より ~


残照 | 07:21:15 | Trackback(0) | Comments(12)
誕生日
  朝1(2013-9-14)

   秋深き場所から来たといふ少年、玄関に傘を置きて去りたり   2008.9.18

         ~ 笹井宏之 『八月のフルート奏者』 より ~





昨日は「十三日、金曜日、仏滅」の誕生日でした。

恙なくまた一つ歳を重ねました。


ショートケーキでささやかな誕生会。

バースデイケーキ(2013-09-13)


ねこさんたちも思い思いで祝ってくれました・・・

のんちゃん(2013-09-13)

ごんちゃん(2013-09-14)

  みーたん(2013-09-13)

    ふわふわを、つかんだことのかなしみの あれはおそらくしあわせでした

        ~ 笹井宏之 『ひとさらい』 うすくみたす より ~




孝徳からの誕生日プレゼント。
孝徳詩「父っぽい人へ」
(ここをクリックすれば文字が大きくなります ↑)


  曼珠沙華(2013-09-14)

   「押し入れに秋が入つてゐることは内緒」と小さき子が囁けり   2006.9.14

        ~ 笹井宏之 『八月のフルート奏者』 より ~  


残照 | 08:52:01 | Trackback(0) | Comments(3)
三日月
  夕景1(2013--09-09)

  かげろふのきえゆくゆふべ 秋の手がきみとわれとを握りしめたり   2006.10.5

        ~ 笹井宏之 『八月のフルート奏者』 より ~





三日前の三日月。

車のルーフに映る夕景が、まるで湖面に映るような情景を醸し出していました。


夕景2(2013--09-09)


西の空には三日月が傾いていました。

  夕景3(2013--09-09)

    月へゆく舟を折らむと竹叢へ入りし後のあなたを知らず   2007.9.13

         ~ 笹井宏之 『八月のフルート奏者』 より ~



  夕景4(2013--09-09)

 携帯のカメラでは上手く撮れぬからメールに書いた「夜空を見なよ」   2005.1.27

       ~ 笹井宏之 『八月のフルート奏者』 より ~




  夕景5(2013--09-09)

   静かなる庭に足音響きいて月かもしれぬ 鬼かもしれぬ   2005.10.6

        ~ 笹井宏之 『八月のフルート奏者』 より ~
 

残照 | 07:37:48 | Trackback(0) | Comments(0)
長月のころ
  夕景2(2013‐08‐29)

    幼子の眠りのやうな夜がきて我を長月へといざなひぬ   2007.9.27

       ~ 笹井宏之 『八月のフルート奏者』 より ~




暑かった八月も終わり、長月の4日。

朝夕はだいぶ涼しくなりました。


夕焼けの空にも秋の訪れを感じます。



  桂雲寺庭1(2013‐08-22)

    「ねえ、気づいたら暗喩ばかりの中庭でなわとびをとびつづけているの」

      ~ 笹井宏之 『ひとさらい』 はるる ほら あな より ~



NHK佐賀で放送されている「有田焼いろは」の「わ」は「碗琴」ということで
そのテレビ取材が、「有田陶器市」発祥の地、桂雲寺でありました。

今から11年前、平成14年9月16日、この桂雲寺の本堂でコンサートを行いました。
この時はじめて「碗琴」という名称を使いました。

桂雲寺本堂(2013-08-22)


先週が放送予定日でしたが、台風情報で延期になり今週土曜日に放送されます。

9月7日(土) 12:40~12:45 (佐賀県内しか放送されません)


  桂雲寺碗琴(2013‐08‐22)
 
       一生に一度ひらくという窓のむこう あなたは靴をそろえる

        ~ 笹井宏之 『ひとさらい』 こころをゆるす より ~





佐賀新聞の『ろんだん佐賀』第6回目(9月2日掲載)は、8月に有田町民に熱い感動を
与えてくれた有工の甲子園初出場について書かせてもらいました。

ろんだん佐賀第6回(2013-09-02).
(↑ ここをクリックすると文字が大きくなります)



  夕景1(2013‐08‐29)

    幸せでいいですかと問う君の横ほら幸せが頷いている   2004.12.16

         ~ 笹井宏之 『八月のフルート奏者』 より ~


残照 | 05:49:21 | Trackback(0) | Comments(2)

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