投稿日:2013-06-30 Sun
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夏草になつ暮れてゆく前奏はひかりの中の鷺のはばたき 筒井宏之
~ 佐賀新聞読者文芸 2005年10月13日付掲載作品より ~
雨の六月も今日が晦日。
今年も半年が過ぎました。
あまりブログの更新ができなかった上半期でした。
さて、2013年の後半に向けて飛翔!
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昨夜はお世話になっている窯元の社長就任のお祝いの会が嬉野でありました。
久し振りに嬉野に一泊しました。
今朝は小雨でしたが、宿から眺めるしっとりとした嬉野の朝の景色は
旅情をそそります。






かなしみの雨がしづかに止むゆうべ羽根やはらかしわが渡り鳥 筒井宏之
~ 佐賀新聞読者文芸 2007年10月11日付掲載作品より ~
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嬉野川には鳥たちの朝の営みがありました。


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眠りから覚めても此処がうつつだといふのは少し待て鷺がゐる 筒井宏之
~ 佐賀新聞読者文芸 2008年3月27日付掲載作品より ~
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投稿日:2013-06-16 Sun

だんだんと青みがかってゆくひとの記憶を ゆっ と片手でつかむ
~ 笹井宏之 『ひとさらい』 たくさんのいとこ より ~
だんだんと夏の日差しが強くなってきました。
玄関の脇に「ダンダンギキョウ(桔梗草)」が
小さくてかわいい花を咲かせていました。
花言葉は「人当たりのいい(目立つ所に生える)」だそうです。


有田もだんだんと、よくなりますように・・・
先日、秋月祐一さんより第一歌集『迷子のカピバラ』を頂戴いたしました。
短歌・写真・イラストを組み合わせたすてきな歌集でした。
ありがとうございました。

一昨日、宏之と私の母校である有田中学校の図書の先生が
図書館だより「寿瑞(ひさみず)館だより』No.3(6月14日)
を届けて下さいました。
今年4月に有田中学校に赴任してこられた校長先生が、
「宏之君の歌集に感銘を受けました」
と、わざわざ私を訪ねてくださり、その時のことを記事にして
いただいていました。


(↑ ここをクリックすれば文字が大きくなります ↑)
有田中学校の生徒たちにも宏之のことが、宏之の歌が広がっていっています。
だんだんと・・・。
8月1日は宏之の誕生日ですが、その前に書肆侃侃房「新鋭短歌シリーズ」の中で
宏之の第三歌集を出していただくことになりました。
タイトル:『八月のフルート奏者』
歌の数:佐賀新聞に投稿した歌の中から約400首
加藤治郎さんと東直子さんのお二人による選歌
その他、宏之の詩一篇を取り上げていただくそうです。
皆さま方のご尽力、ご厚情に心から感謝申し上げます。
出来上がりが今から楽しみです。
だんだんと・・・・・・。

八月のフルート奏者きらきらと独り真昼の野を歩みをり 筒井宏之
投稿日:2013-06-01 Sat

てのひらに蛍愛でつつ清らかなたましひといふ語を思ひをり 筒井宏之
6月です。
梅雨に入りました。
玄関の紫陽花も日一日と彩りを増しています。




5月26日(日)、「ほたるみにきん祭」がありました。


たくさんの人が集まってくれました。


有田の保育園児が作った灯ろう。


3年後の「有田焼創業400年」のマスコットキャラクター「セラミー」も
子どもたちに大人気。
ギターの桃谷先生とは一年振りにご一緒し、オカリナ演奏。
直前に演奏曲目とキーを確認しステージへ。


最後のステージで暗くて楽譜が見えなかったのは想定外でしたが、
いずれにしても殆ど即興でしたので、「花は咲く」や「蛍」など
5・6曲演奏し、最後は「ふるさと」をみんなで一緒に歌いました。


我家でもこのところ蛍が飛んできてくれます。
蛍は私のデジカメではなかなかうまく撮れません。

風の尾を掴みそこねてしまふのは私が風であるからだらう 筒井宏之
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