投稿日:2012-04-29 Sun

すばらしい、の大安売りがやっていて今日はとりわけすばらしいのだ
~ 笹井宏之 『てんとろり』 国境のどうぶつたち より ~
第109回「有田陶器市」が始まりました。
初日(29日)はまずまずお天気にも恵まれ、25万人の人出で賑わいました。

朝7時過ぎには、家の近くの駐車場は早くも満車。
午前中の早い時間帯から町内の主だった駐車場は満車になり、
たくさんの人にきていただきました。
有田町東出張所前広場の「佐賀県観光物産展」会場のイベント
広場も終日賑わいました。
午前10時、有田磁器太鼓の演奏でイベントがスタート。

(写真:別府から来て下さった安部寿紗さん撮影の写真をお借りしました)
皿踊りも会場を盛り上げてくれました。

「ゆるキャラ」君たちも大集合。
有田陶器市のマスコットキャラクター「ありたん」も陶器市初お目見え。



午後からは、会場で碗琴演奏も行いました。
私の知人・友人もたくさん会場に来てくれました。
ありがとうございました。
夕刻から雨が降ってきました。明日は晴れてくれればいいのですが・・・
5月5日までですので、お近くの方はお出かけ下さい。
5月1日(火)午後12時20分から45分まで、NHK総合の「ひるブラ」は
有田陶器市会場からの生中継ですので、是非ご覧ください。
今日は有田観光協会事務局長からのレポートでした。
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投稿日:2012-04-27 Fri

チェリストのような日差しがぼくたちのこの空間を奏ではじめる
~ 笹井宏之 『てんとろり』 くつみがき より ~
あたたかな日差しの休日は、ネコさんたちを散歩に連れて行くのが日課。
散歩と言っても、リースをつけませんので抱っこしてひなたぼっこです。
たまの休日がわかるのか、昼下がりになるとすり寄ってきます。
3人を代わりばんこに連れて行き、裏庭のシャクナゲの近くに椅子を置き
日光浴とブラッシング。


チョウも一緒にひなたぼっこです。



シャクナゲに近づくとクマバチが攻撃してきます。

シンビジウムにはアリが蜜集めに。

ネコさんたちのひなたぼっこは昆虫観察もしながら、
のどかな時間が過ぎて行きます。
いよいよ今度の日曜日(29日)から有田陶器市が始まりますので、
しばらく「ネコさんたちのひなたぼっこ」はお休みです。
陶器市が近づくと我家はツツジが色とりどりの花を咲かせます。






ゴールデンウィークはお天気に恵まれますように。
お近くの方はお出かけください。
投稿日:2012-04-22 Sun

雨といふごくやはらかき弾丸がわが心象を貫きにけり 筒井宏之
~ 佐賀新聞読者文芸 2006年12月14日付掲載作品より ~
昨日の午後から降り始めた雨は今朝方までしっとりと降っていました。
春の雨はやさしいですね。


(写真:職場の有田町東出張所 2012-04-21)
昨日(21日)は当直でしたが、終日陶器市の問い合わせとマスコミからの取材依頼の
対応に追われていました。
いよいよ来週29日(日)から5月5日(土)まで「第109回有田陶器市」が開催されます。
有田の町は陶器市一色になります。

(写真:有田観光協会事務所内 2012-04-21)
有田観光協会でフリーペーパー 『アリタ ノ ヒビキ』 を発行しました。
創刊準備号(0号)と創刊号(1号)ですが、大変好評です。

有田の歴史から紐解いていますが、その中に 「笹NO音 歌人・笹井宏之のあしあと」
というページを設けていただいてます。
有田工業高校デザイン科卒のグラフィックデザイナー MATSUICHI さんが
宏之の歌からイメージしたイラストレーションを描いて下さっています。


『アリタ ノ ヒビキ』は年2回発行されますが、これからの作品も楽しみです。
富山県の歌人 仲井真理子様が 『原型富山』(157号)の中で、
笹井宏之作品集 『えーえんとくちから』 をご紹介下さいました。


(↑↓ ここをクリックすれば文字が大きくなります)

ご紹介いただきました仲井様に心から感謝申し上げます。
そして、あらためまして笹井宏之作品集『えーえんとくちから』刊行にご尽力いただきました
伊津野重美様、斉藤倫様、名久井直子様、杉田淳子様、藤本真佐夫様にお礼を申し上げたい
と存じます。
このようにたくさんの方のお力添えで宏之の歌が、広がりつながっておりますことを大変ありがたく
思っております。
ありがとうございました。

どうしてもかなしくなつてしまひます あなたをつつむあめのかをりに 筒井宏之
~ 佐賀新聞読者文芸 2006年6月29日付掲載作品より ~
(写真:2012-04-22 午前4時30分 自宅前)
投稿日:2012-04-20 Fri

追い風に追い越されては追いついてバトンを渡す春の真ん中 筒井宏之
~ 佐賀新聞読者文芸 2005年5月12日付掲載作品より ~
今年も義父から株分けしてもらったシンビジウムが花を開きました。
暖かくなってきましたので鉢植えを玄関の外に出しました。

今朝、外は小雨に煙っていました。
ソメイヨシノがはらはらと散って葉桜になるやいなや、今度は八重桜が
出番を待っていたかのように少し濃いピンクの花を開きました。


シャクナゲもそろそろ見頃を迎えます。


春先に比べると花の色が淡い色からだんだん「夏色」に変わっていくようです。
玄関のツツジの蕾がこの2・3日で真っ赤に花開きました。


ツバキもまだまだ貫録の存在感があります。

そして、野の花も・・・



チョウも花の蜜集めで忙しそうです。

裏山のヤマツツジ。

ワラビもこの後食卓へ・・・

春の恵みに感謝しながら、有田の町はいよいよ29日から始まる「有田陶器市」の
準備に入りました。
投稿日:2012-04-14 Sat

一陣の風受けしのちしづもれる若葉のあひを桜散りゆく 筒井宏之
~ 佐賀新聞読者文芸 2007年4月26日付掲載作品より ~
昨日の雨で我家の桜は殆ど花びらを散らしました。
今朝は花びらの絨毯で目を楽しませてくれました。


わがうちに散る桜あり 君の名を呼ぶとき君はきらきらと風 筒井宏之
~ 佐賀新聞読者文芸 2006年4月27日付掲載作品より ~
代わってシャクナゲが出番を待っています。

シャクナゲの木の下に目を落とすとスイセンが・・・

玄関にはツツジが可愛い蕾をいっぱい蓄えています。


名前を知らないのですが、今年もピンクの花を咲かせてくれました。

南天の実は息が長い・・・

そして、若葉が萌え始めました。


桜ほどの強烈な印象は残しませんが、いろいろな草花が出番を待ちながら
毎年、我家の周りで春をつないでくれています。
【ブログ紹介】
先日ご紹介したけいさんが、この『些細』のブログをご紹介下さいました。
リフレッシュルーム"K" (4月11日)
ありがとうございました。
投稿日:2012-04-10 Tue

葉桜を愛でゆく母がほんのりと少女を生きるひとときがある 筒井宏之
~ 佐賀新聞読者文芸 2008年5月29日付掲載作品より ~
はらはらと桜の花びらが散っています。
外は雨。風も少し出てきました。
お昼まではまだ花びらを残していましたが・・・・・・

(写真:2012-04-10 12:05撮影)
桜の開花とともにこの10日間が愛おしく過ぎて行きました。
特別な思いで今年の桜をながめてきました。
生命の営みをながめてきました。

【ブログ紹介】
けいさんの『リフレッシュルーム"K"』(4月3日)
ありがとうございました。

木の間より漏れくる光 祖父はさう、このやうに笑ふひとであった 筒井宏之
~ 佐賀新聞読者文芸 2006年5月4日付掲載作品より ~
投稿日:2012-04-07 Sat

亢竜の鱗は春の野に降りて哀し哀しと溶けてゆくなり 筒井宏之
~ 佐賀新聞読者文芸 2005年4月14日付掲載作品より ~
一昨日(5日)、佐賀新聞で10回に亘り宏之の歌を読み説いていただいた
選者の塘健さんと女性記者の方がお参りに来てくださいました。
満開の桜と鶯のさえずりがお二人を迎えてくれました。

(写真:4月5日の桜)

塘さんは相変わらず飄々とした語り口で、佐賀新聞読者文芸に投稿していた頃の
宏之(宏之の作品)への思いを語って下さいました。
「毎週投稿されてくる一作品ごとの『筒井君とのキャッチボール』で、変化球あり、
直球あり、次はどのような球が返ってくるのか楽しみにしていた」
と、大変評価していただきました。
和子さんも当時のことが思い起こされ、涙腺が緩みっぱなしでした。
記者の方が、宏之のために心のこもった花束を携えて来てくださいました。
お二人に心から感謝申し上げます。

ゆびさきのきれいなひとにふれられて名前をなくす花びらがある
~ 笹井宏之 『てんとろり』 さんさろ より ~
そして、昨日から春風のそよぎに、はらはらと桜の花びらが舞い始めました。
ほんの数日前までは春の嵐に懸命に抗っていた桜が・・・

(写真:今日の桜)

散る花を惜しむかのように、あの用心深いメジロが桜の枝に・・・

有名な良寛の辞世の句が・・・・・・ 散る桜
残る桜も
散る桜

投稿日:2012-04-03 Tue

あすひらく花の名前を簡潔に未来と呼べばふくらむ蕾 筒井宏之
~ 佐賀新聞読者文芸 2007年4月19日付掲載作品より ~
春一番、というより台風のようなものすごい風が吹き荒れた一日でした。
ただでさえ「三日見ぬ間の桜」、この強風で花びらが散ってしまったのでは
ないかと心配になり、昼休み家に帰ってみると、まだしっかりと頑張って
花を咲かせていました。


午後も「桜吹雪」ならぬ、小石が舞ってくるような強い風が吹き荒みました。
午後7時頃帰宅。桜の花は・・・・・・

東の空に月を配して、懸命に咲き誇っていました。


暗黒に散る花のみの鮮かな絵画のありし春を待つ夜半 筒井宏之
~ 佐賀新聞読者文芸 2005年3月31日付掲載作品より ~
【ブログ紹介】
ムムリクさんが今日(4月3日)の「ART日記」で、きれいな写真とともに
宏之の歌をたくさん紹介してくださいました。
ありがとうございました。
投稿日:2012-04-01 Sun

「はなびら」と点字をなぞる ああ、これは桜の可能性が大きい
~ 笹井宏之 『ひとさらい』 数えてゆけば会えます より ~
この2・3日の陽気に誘われて我家の桜も開花し始めました。

(我家の桜:2012-04-01 10:00撮影)
2日前までは蕾が固かったのですが、雨上がりの昨日(31日)の早朝、
外に出たら、ちらほらほころび始めていて、午後からは温かい陽ざしに
誘われて一斉に咲き始めました。




(2012-03-31 09:00撮影)
桜の開花とは、花が5~6輪咲いた時に用いられるそうです。


(2012-03-31 09:00撮影)

(2012-04-01 10:00撮影)
4月の第1日曜は有田の黒髪山の山開きです。
昨日(3月31日)午後6時から、龍門峡のバンガローで前夜祭が行われました。
碗琴とオカリナの演奏を頼まれ、初めて参加しました。

黒髪山は熊本県人吉市にある白髪岳と「姉妹山」だということで、
白髪岳の関係者もみえていました。
「姉妹山」があるということを初めて知りました。
「黒髪」から「白髪」まで、ということで「姉妹山」提携したそうですが、
なんとも風情のある粋なお話ですね。


花冷えの竜門峡を渡りゆくたつたひとつの風であるわれ 筒井宏之
~ 佐賀新聞読者文芸 2007年4月19日掲載作品より ~
ちなみに、昨日3月31日は331ということで「笹井の日」だったそうです。
Twitterで知りました・・・・・・
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