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笹井宏之

Author:笹井宏之
◇1982年夏生まれ
◇ししゃも好き
◇療養生活をおくりながらあっけらか
 ーんと短歌をつくっています

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 tsutsui@izumy.com
(@は半角文字で入力してください)

【温帯空虚】
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療養生活あれこれ

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アーカイブ 2006/09/29 短歌交換日記 より
     秋空(2010.09.26)
     (写真:秋空 2010.09.26 撮影)



ながいながい療養

ひまわりの亡骸を抱きしめたままいくつもの線路を越えてゆく    笹井宏之


すっかり夏が抜けきって、
着るものも、だんだん厚手になってきた。

それでも、ありきたりな言葉だけれど、
こころの奥の方に、夏の、終わらない部分がある。

何年もかけて終わってゆく、
終わらせてゆく、夏。

僕のいちぶは、まだ八月のまっただなかにある。
いまよりも健康を保っていたころの、少年として。


【2006/09/29 21:12】 | 短歌交換日記




          秋空と煙突(2010.09.26)
           (写真:秋空と煙突 2010.09.26 撮影)



すっかり秋の雲になりました。

明日、10月1日から4日まで上海です。

万博会場の日本館で碗琴を演奏してきます。


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残照 | 23:56:46 | Trackback(0) | Comments(5)
のんちゃんが家族になった日~宏之の日記より
    お昼寝のんちゃん(2010.05.08)


猫に耳打ちするときの顔がまたたいそうまるい あやうくパン屋      笹井宏之

                    ~ 「かばん」 2005年10月 歌会詠題 「耳」 ~



(写真:お昼寝のんちゃん。左はみーたん。 2010.05.08 撮影)



先日、一枚のCDを見つけました。付箋には私の文字で「宏之データ」と書かれていました。
誰からか手渡されたものだったようですが、記憶にありません。

2005年8月20日から2006年6月10日までの宏之の日記でした。
家族のこと、猫のこと、日々の病との葛藤などが綴られていました。



のらこ。 2005.11.1

十月半ばにうちに野良猫が居ついた。
で、居ついてから数日後に家の前で車にはねられた。
弟と母が目の前でみていたから間違いない。
近所のおじさんが
「ここにまるうなっとるよ(ここにまるくなってるよ)」
と教えてくれたのでライトをもって様子をうかがったら、じっと草陰にうずくまっていた。
なんとか生きていて外からの傷はないようにみえたけれど、僕と母と弟はちょっと
言葉ではいいあらわせないショックを受けた。

それから十日ほど経った夜、なにやら家族がさわいでいたので居間へいってみると、
なんとその猫が何食わぬ顔で鳴いているではないか。
窓ガラスや網戸にあたまをこすりつけてなーなーなーなーと、うちにいれてくれよーとか、
そういうかんじで鳴いていた。
でもうちには2匹、家の中だけで飼っている猫がいるから野良とは接触させられない。

ふつうの野良猫だったらなんとか見過ごせる、というか見過ごすしかないのだけれど、
目の前ではねられて、それでも生きていて、さらにうちの庭に何度も何度も来るものだから、
家族はこれだけは絶対やってはいけないということをやってしまった。

えさを、やった。

責任を取らなきゃいけない。
軒下に寝床をつくる。
道路側にいかないように気つける。
それから、だれか飼ってくれる人を探す。
洗う。
洗ったら、うちの猫2匹とは別の部屋にケージを買って入れておく。
病院に連れて行って検査と予防接種をする。

でも飼ってくれる人を探しているのに、なぜか名前候補リストがつくられた。
知り合いに「ちょっとうちは無理」といわれたとき、少しだけ安堵した。
もう、いつのまにかうちの猫になりつつあった。

検査の結果はとくにわるい病気も持っておらず、うちの2匹と一緒にしてもいいとのこと。

まだ成猫にはちょっと遠い、
茶色くてちいさなその猫の名前は『のらこ』

     のらこ 2005.11.1

※写真はまだ外にいたときのもの。手前はうちの白猫。
-△-






本名 『筒井 のらこ』。 愛称 『のんちゃん』 は5年前、我が家の一員になりました。

残照 | 00:01:17 | Trackback(0) | Comments(2)
今年もお彼岸には・・・、そして中国情勢が・・・
     裏庭の彼岸花(2010.09.23)


わたしからあなたへ移る人称のさかいに赤い花束をおく    笹井宏之

                      ~【温帯空虚】 012:赤 より ~



今日は朝から武雄市内のお寺で一時間ほど「碗琴コンサート」。
夜来の雨も、コンサート開始の10時30分頃には上がり、会場の本堂を吹き抜ける風が
さわやかでとても心地よかった。

「宏之が秋の風を運んでくれたのかな」と思いながら、宏之のエールと風のささやきをバックに
とても清々しい演奏ができました。



武雄までは山道を通って行きましたが、その道すがらの畦道には「彼岸花」が咲き乱れていました。

午後、帰ってきたら我が家の裏庭のここかしこにも彼岸花。
毎年、同じ時期に、同じ場所に咲いてくれます。

          彼岸花と煙突(2010.09.23)


アゲハ(クロアゲハかな?)が蜜を求めて花の周りに。
近づいても逃げません。

     彼岸花とアゲハ1(2010.09.23)


でも、私の携帯では接写はここまでが限度。

          彼岸花とアゲハ2(2010.09.23)


週末の碗琴コンサート。

25日(土)15:20~16:00 有田ポーセリンパーク ツヴィンガー宮殿ベルビュー
26日(日)11:00~12:00 白石町 法泉寺
      15:20~16:00 有田ポーセリンパーク ツヴィンガー宮殿ベルビュー

25日(土)・26日(日)の有田ポーセリンパークでのコンサートはどなたでも聴けますので
よろしかったら、近くの方はお出かけ下さい。
また、有田ポーセリンパークでは同じ会場で古楽器奏者渡辺敏晴さんの素敵なチェンバロの演奏が聴けます。
こちらがメインですので、私も聴かせていただくのを楽しみにしています。
25日(土)14:30~15:15(チェンバロ演奏)
26日(日)11:00~12:00(   〃   )
       14:30~15:15(   〃   ) 

なお、10月2日は上海万博日本館にて「佐賀県の日」のイベントが行われます。
「有田碗琴楽会」として5名のメンバー(有田磁器太鼓の仲間5人)で出演します。
昨年有田で「日中交流碗琴奏者演奏会」を開催しましたが、その上海の碗琴奏者
(二胡奏者ウェイ・ウェイ・ウーさんのお父様)もステージでご一緒します。
昨年、有田のチャイナ・オン・ザ・パークでの競演時には、ウェイ・ウェイ・ウーさんも
出演して下さいました。とても素敵な二胡の演奏を間直で聴かせていただきました。

でも、中国の情勢がちょっと心配です・・・・・・
日頃国家間のことは私たち小市民にはあまり関係がないことだと思っていたのですが。

今のところ、上海は10月1日から4日までの予定です。
無事に行けますようにと願っています。


(写真:裏庭の彼岸花。2010.09.23撮影)


残照 | 18:01:33 | Trackback(0) | Comments(1)
楽歌三昧 071:鉄 より
     F1000454.jpg
(写真:2007.11.22 宏之撮影)


071:鉄 より (題詠選り好み2007)

感傷と私をむすぶ鉄道に冬のあなたが身を横たえる  笹井宏之 (【温帯空虚】)



美しい物語みたい。
先ず一番に思ったのはなぜ「冬」なのか、ということ。
「感傷」といえば秋思、と単純に思い浮かべてしまったが、「冬のあなた」を
越えて行く先は春というのが自然だから春愁か。
「冬のあなた」を越えて行かない限り「私」は永遠に冬から出られない。
「冬のあなた」は確信犯なのだ。春の愁いに行きつく鉄道に乗ると「冬のあなた」を
轢いて行くことになる。「私」は「感傷」にたどり着きたいのだろうか?
いったいに、「あなた」を踏みしだいて行くから「感傷」なのではないのか?
原因と結果が逆の、だまし絵のような錯覚を覚える。

何度も読み返すうち、別の物語が立ち上がってきた。
「私」は「感傷」を目指しているのだが「冬のあなた」がそれを身を持って阻止しようと
しているのだ。「冬のあなた」は「私」が「感傷」へ向かってはいけないと思っている。
そして、「私」にとって「冬のあなた」を轢いて行くことなど有り得ない。
 
更に読み返すうち、すべての物語が消えて、鉄道を静かに覆っていく雪が見えてきた。
雪がすべてを覆い隠して真っ白にしていく。「感傷と私をむすぶ鉄道」ももう見えない。
雪景色の歌、と言ってしまえば身も蓋もないが、雪景色をこんな風に詠める人もそうそういないと思う。
雪だから「冬」でなくてはならなかったんだなぁと納得した。
 
たった三十一文字の詩のちからを、たっぷり堪能した。



お気楽堂さん(楽歌三昧)、ありがとうございました。

残照 | 21:21:37 | Trackback(0) | Comments(0)
誕生日
          バースデイプレゼント(2010.09.13)


両親が出会ったという群青の平均台でおやすみなさい

   ~ 笹井宏之 『ひとさらい』より ~



今日は私の59回目の誕生日でした。

妻と次男からのプレゼント。

「靴がよれよれだったからね」

結婚して誕生日にプレゼントをもらったのは初めてでは・・・・・・

素直にうれしい。

もちろん、プレゼントの品もうれしかったが

二人からの気持ちが最高の贈り物でした。


メッセージカード(2010.09.13)


「恥ずかしいからブログには載せないでね!」(二人)




載せちゃいました・・・・・・




生きてゆく 返しきれないたくさんの恩を鞄につめて きちんと    ~ 笹井宏之 ~



宏之が言っていた「今日がその日です」。




残照 | 23:31:32 | Trackback(0) | Comments(3)
アーカイブ(2006.8.20)
鬼百合 百合
   
夢を訪れる花
 

鬼百合が鬼に戻ってゆくさまを尼僧のような目で見ています          笹井宏之


星の出ていない、ムッとした風の吹く夜。
誰かの眠りや空想のなかへ
出掛ける草花がある。

白百合は王妃となって、
鬼百合はもののけとなって、

今宵あなたの夢を訪れるのは、そんな草花の一本かもしれない。


【2006/08/20 21:42】 | 短歌交換日記


昨年、宏之のことを紹介してくださったNHKのディレクターさんが
今日の午後、お参りに来てくださいました。
昨年9月に番組を撮り終えてから東京に転勤されましたので、我が家の
ネコさんたちも一年ぶりの再会で、熱烈歓迎でした。

相変わらず百合のような、もちろん白百合のような人でした・・・・・・

ありがとうございました。


[写真:百合の写真はネットからお借りしました]

残照 | 23:06:09 | Trackback(0) | Comments(2)
「生きる」
          「あつーい」ごんちゃん

わたくしは水と炭素と少々の存在感で生きております

           ~ 笹井宏之 『ひとさらい』 より ~



(写真:我が家のごんちゃんもさすがに扇風機の前で「あつーい!」の図)



先日、いつも温かい書き込みをして下さる方から宏之への誕生日の
メッセージとともにすてきなメールを頂戴しました。
いただいた写真とともに紹介させていただきます。



『葉っぱ』

     サクララン1

3年前に友達から、誕生日プレゼントに貰った植物です。(*^^*)
やっと名前が分かりました!「ラブラブハート」なんて名前で売られて
いるらしいんですけど、『ホヤ』(サクララン)と言います。
ハートの形が可愛いと葉っぱだけを挿してあるんですが、貰ってから2年間
このままの状態でした。どの位もつものなのかよく分からなかったのですが、
とにかく出窓に置いて毎日眺めていました。


     サクララン2

貰ってから、2年経った去年の事。突然カップの端から芽が!!
すっかりカチカチになってしまっている土(ハイドロカルチャー)から
新しい小さな葉っぱが現れてきたのです♪
2年間・・・表には何も変化が見られなかったのに。


     サクララン3

今年の葉っぱです。
暫くじっと変化がなかったのが、それまで力を貯めていたのが突然変化し始めるのです。
そしてまた落ち着いていく。そんな感じで、葉っぱが5枚にも増えて♪
普通は一枚葉だけ挿したものからつるになるまで成長させる事は難しいそうですが、
この鉢は葉っぱの挿し方が良かったのか、このように伸びた強運な葉っぱなのです。(*^^*)
セミにも負けない頑張りを見せてくれている葉っぱを見せたくて。(*^^*)
本当は、ちゃんと植え替えをしてやれば良いのでしょうが、
あまりにもアスファルトのようにカチカチになった土から外すのが怖くて。(^^;
今またぐんぐん伸びてきています。




私たちへの応援メールありがとうございました。



「生きる」ってことはすごいこと、そして

「生きている」ってことはすてきなことなのですね。



魂がいつかかたちを成すとして あなたははっさくになりなさい

               ~ 笹井宏之 『ひとさらい』 より ~




残照 | 20:40:13 | Trackback(0) | Comments(2)

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