投稿日:2009-05-29 Fri

「葉桜を愛でゆく母がほんのりと少女を生きるひとときがある 筒井宏之」
1年前の平成20年5月29日付の佐賀新聞読者文芸欄の短歌で
一席をいただいた歌が、平成20年度読者文芸年間賞の短歌部門
で最優秀賞を受賞したとの連絡がありました。
平成17年・18年度に続き3度目の最優秀賞受賞になります。
もう宏之の作品が新聞に掲載されることはないだろうと思っていました
ので複雑な思いもありますが、
「お兄ちゃん、おめでとう!よかったね」
と報告しました。
毎週木曜日に掲載される佐賀新聞の読者文芸には、「笹井宏之」ではなく
「有田町 筒井宏之」の本名で投稿していました。
「名前が載ると、じいちゃん、ばあちゃんがよろこんでくれるから」
と毎週ほとんど欠かさず投稿してくれました。
祖父母は毎週木曜日の朝刊を楽しみにしていました。
私たち家族も、3匹の猫たちも・・・・・
(写真:今年の我家の桜)
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投稿日:2009-05-05 Tue
宏之が旅立ってから100日が過ぎました。私たち家族にとりましては長い長い100日でした。
その間たくさんの方々から慰めと励ましのおことばを頂戴しました。
遅くなりましたが心よりお礼申し上げます。
残してくれたこの『些細』のブログをどうするか迷っていました。
ブログに不慣れなせいもありましたが、これまで心の整理がつかず
どうしても宏之のパソコンを開く気持ちになれませんでした。
やっとコメントを書き込める段階までたどり着きました。
26年という短い一生ではありましたが、私たちにたくさんのものを
残してくれました。
このブログは宏之が心身の病と懸命に闘い、そしてやさしく丁寧に
生きてくれた26年間の証でもありますので、もう少し残してあげたい
と思います。
投稿日:2009-05-01 Fri
削除対策。
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