投稿日:2006-06-28 Wed
月は差す シーラカンスを釣り上げた老人のひとときのおそれに
投稿日:2006-06-28 Wed
そうめんとともに流れてきたらしい文章を箸の先でつまむ
投稿日:2006-06-28 Wed
カフェオレの匂いのなかでいちまいずつ恋人に手のひらを渡した
投稿日:2006-06-28 Wed
鳴らしたら火災報知器だろうからそのままそっとしておいてやる
投稿日:2006-06-28 Wed
手を握りあって睡眠事務所へとゆくための準備をしています
投稿日:2006-06-28 Wed
ふたりがふたりであるということの彫刻を群青のこぶしが殴り続けている
投稿日:2006-06-17 Sat
本当は誰かにきいてほしかった悲鳴をハンカチにつつみこむ
投稿日:2006-06-17 Sat
シゲヨさん、むかしのことをはなすとき百合にならなくてもいいからね
投稿日:2006-06-17 Sat
半袖のシャツ 夏 オペラグラスからみえるすべてのものに拍手を(題詠blog投稿歌)
うすみどりのひとみの猫を追いかける オペラグラスを胸に弾ませ
(投稿後、改作)
投稿日:2006-06-17 Sat
ぼくは竹の花が咲くのをみとどけてあかるい場所にうつぶせになる
投稿日:2006-06-13 Tue
ひとなつのおもいを接種しおえるときれいにとけていった注射器
投稿日:2006-06-11 Sun
韓国をからだのなかに持っているおばあさんから野菜をもらう
投稿日:2006-06-08 Thu
あつあつのコーンスープにふれながら安心を取り戻すくちびる
投稿日:2006-06-04 Sun
抵抗のひとつひとつを飲み込んであなたは淡い津波のようだ
投稿日:2006-06-04 Sun
ながいことつきのひかりをあびたためからだがとても鏡のようだ
投稿日:2006-06-04 Sun
とおせんぼしあったことも日に焼けた畳も遠いテネシー・ワルツ
投稿日:2006-06-04 Sun
もうきみの頬はさみしい山脈でぼくはピッケルを買ってしまう
投稿日:2006-06-04 Sun
コッペパンわけあいながら泣き虫と泣き虫がくもりぞらをみてる
投稿日:2006-06-04 Sun
ウェブログの最終記事のさよならが風になるまであなたを待とう
投稿日:2006-06-04 Sun
舞い上がる羽毛布団をひっつかみ天神さまがほほえむ正午
投稿日:2006-06-04 Sun
しずくする私のまえへ天体のこどもが自転しにやってくる
投稿日:2006-06-04 Sun
ぜつぼうが萌葱色していることにどうしてだれも気づかないんだ
投稿日:2006-06-04 Sun
みずいろの旗が焼かれてしまうまで戦争を続けるのか人は
投稿日:2006-06-04 Sun
戸棚からはろーはろーとひとむかしまえのアイドル歌手がでてくる
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