投稿日:2006-05-11 Thu
ゆうだちのたびにゆたかになってゆく若葉のしたの花びら地蔵
投稿日:2006-05-11 Thu
このところ番組表が心地よくなっているのでとてもうれしい
投稿日:2006-05-11 Thu
切り株のはじっこあたりから生えてしまった女学生をひきぬく
投稿日:2006-05-11 Thu
知られてはならないことをひとつずつシャンプーの原液へと溶かす
投稿日:2006-05-11 Thu
もうなにも覚えてません 鍵盤が浅く沈んだそのあたりから
投稿日:2006-05-11 Thu
上海でいちばんうつくしいという不動産屋へ参りましょうか
投稿日:2006-05-11 Thu
寂しさでつくられている本棚に人の死なない小説を置く
投稿日:2006-05-11 Thu
政治家の喉にひかりをあてている医師の若葉色のペンライト(題詠blog投稿歌)
政治家に向けられているさまざまな、そして代わり映えのないマイク
(投稿後、改作)
投稿日:2006-05-11 Thu
部屋中が夏草で覆われる日に私は旅を終えるつもりです
投稿日:2006-05-11 Thu
いまもなおたくさんの死にかこまれて伸びていく一本の菩提樹
投稿日:2006-05-11 Thu
ふろしきにあふれるほどの夜をつめ嘘泥棒が泣く月のした
投稿日:2006-05-11 Thu
かなしみの垂れているのを巻き取ってくれたいっとうやわらかい腕
投稿日:2006-05-11 Thu
バス停でとんぼの群れを待っている 私は呼吸する発電機
投稿日:2006-05-11 Thu
牛乳とシリアル的な関係でとりあえずながれてゆきましょう
投稿日:2006-05-11 Thu
公園におとこが結わえられている ぱっとみ比喩のようなおとこが
投稿日:2006-05-11 Thu
レントゲン室に取り残されたまま誰かを待っているような午後
投稿日:2006-05-11 Thu
美しい名前のひとがゆっくりと砲丸投げの姿勢にはいる
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