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笹井宏之

Author:笹井宏之
◇1982年夏生まれ
◇ししゃも好き
◇療養生活をおくりながらあっけらか
 ーんと短歌をつくっています

○メールはこちら
 tsutsui@izumy.com
(@は半角文字で入力してください)

【温帯空虚】
題詠100首用のブログはこちら

療養生活あれこれ

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シニア教室
  南天2(2019-12-24)

      今は亡き祖母の歌いし南天の実は啄まれようやくの春   2005.3.10

          ~ 笹井宏之 『八月のフルート奏者』 より ~




今月14日(火)、有田町公民館主催シニア教室の第5回目が開催されました。

  塘健氏セミナー3(2020-01-14)
  塘健氏セミナー2(2020-01-14)



講師は佐賀新聞読者文芸選者の塘健さん、「夭折の歌人、笹井宏之について」
をテーマに90分、宏之の短歌16首を取り上げて解説されました。

塘さんにご挨拶もありましたので、和子さんと二人で聴講させていただきました。

今日(16日)の佐賀新聞に講演会の記事が掲載されました。

  『えーえんとくちから』ちくま文庫裏表紙2
        (↑ ここをクリックすれば文字が大きくなります)

  塘健氏セミナー資料(2020-01-14)(1)
   ( ↑↓ ここをクリックすれば文字が大きくなります ↑↓)
  塘健氏セミナー資料(2020-01-14)(2)



  南天1(2019-12-24)

  山茶花(白)1(2019-12-24)

     線香も花も持ちあはせてゐないからこの歌を代はりにどうぞ  2007.5.24 

            ~ 笹井宏之 『八月のフルート奏者』 より ~
 

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残照 | 20:12:38 | Trackback(0) | Comments(2)
2020年の初歩き(その4)
  ヤエツバキ1(2020-01-10)

       ゆびさきのきれいなひとにふれられて名前をなくす花びらがある

            ~ 笹井宏之 『えーえんとくちから』 より ~




例年3月初旬に咲く中庭のヤエツバキが一輪だけ咲いています。
まだほかの花は青く固い蕾のままです。



さて、2020年の初歩きも上有田駅の坂を下り泉山ロータリー、六地蔵から

ろくろ座を経由して我が家までもうひと歩きです。


  ⑮上有田駅8(2020-01-02)
  ⑮上有田駅11(2020-01-02)
  ⑮上有田駅12(2020-01-02)


トンネルを抜けて泉山ロータリーに向かうと英山が青空に映えてきれいでした。

  ⑯泉山ロータリー3(2020-01-04)
  

泉山公民館横のトンバイ塀。ここから「トンバイ塀のある裏通り」が始まります。

  ➀弁財天社23(2020-01-04)年木谷とんばい塀.


トンバイ塀のある裏通り

泉山大公孫樹付近から大樽の有田陶磁美術館までの裏通りにトンバイ塀が多く見られます。
トンバイ塀とは、登り窯を築くために用いた耐火レンガ(トンバイ)の廃材や使い捨ての窯道具
を赤土で塗り固め作った塀のことです。


  ➀弁財天社22(2020-01-04)年木谷とんばい塀.
 
  ⑯泉山六地蔵1(2020-01-04)
  ⑯泉山六地蔵2(2020-01-04)

六地蔵からろくろ座・体育館がある泉山防災広場へ向かう。

  ⑰ロクロ座1(2020-01-02)
  ⑰ロクロ座2(2020-01-02)


泉山ロータリーから大公孫樹・口屋番所、磁石場までの街並みを「碗坂(わんさか)通り」
と呼びます。
お客様に「わんさか」来てほしいとの願いを込めて名付けられたのだと思います。

  ⑰ロクロ座1(2020-01-02)碗坂通り

   (泉山体育館と英山)
  ⑰ロクロ座3(2020-01-02)英山

       山嶺のようにあなたは立っている ひとみにうすいゆきをうかべて

           ~ 笹井宏之 『てんとろり』 くつみがき より ~





泉山防災広場を過ぎると我家の煙突と山茶花の垣根が見えてきます。

ここまで約1時間20分の初歩きでした。 


今年一年、ゆっくりと一歩ずつ歩いていきたいと思っています。

よろしくお付き合いください。


  ⑱山茶花1(2020-01-04)
  ⑱煙突2(2020-01-02)
  ⑱煙突1(2020-01-02)

   (ヤエツバキのつぼみ)
  ヤエツバキ3(2020-01-10)蕾

   (山茶花のつぼみ)
  山茶花つぼみ1(2020-01-10)

     つぼみより (きみがふたたびくるときは、七分咲きにはなっていたいな)

            ~ 笹井宏之 『えーえんとくちから』 より ~

残照 | 01:01:08 | Trackback(0) | Comments(0)
2020年の初歩き(その3)
  シクラメン1(2020-01-09)
   
       冬を越すことのできない花たちにおゆかけている おゆ あたたかい

           ~ 笹井宏之 『てんとろり』 やさしく、はぐれる より ~





泉山の隠れ道、町営住宅、中樽団地を経て筒井辰也さんの工房までずっと登っていく。

  ⑭中樽2(2020-01-02)
  ⑭中樽団地4(2020-01-02)
     (中樽団地)

  ⑭中樽6(2020-01-02)


ここから上有田駅をめざして坂を下ります。

この上有田「うーたん通り」には筒井辰也さんはじめFacebookの友人の工房や
ギャラリーが続きます。

  
  ⑭中樽7(2020-01-02)

     「足元はやっぱり道で、どこかへと通じている道で、どこですかここ?」

       ~ 笹井宏之 『ひとさらい』 数えてゆけば会えます より ~




  ⑭中樽10(2020-01-02)福珠窯
   (福殊窯)

  ⑭中樽13(2020-01-02)福珠.JPG
  ⑭中樽12(2020-01-02)福珠.JPG
  (ギャラリー花伝)

  ⑭中樽14(2020-01-02)純工房
  (河口純一:純工房)

  ⑭中樽16(2020-01-02)丸兄
   (中樽交差点)

  ⑭中樽17(2020-01-02)辻聡窯
  (辻聡彦:聡窯)


  ⑮上有田駅2(2020-01-02)
  ⑮上有田駅3(2020-01-02)
  ⑮上有田駅5(2020-01-02)
  ⑮上有田駅6(2020-01-02)


上有田駅は1898年(明治31年)開業時からの木造の駅舎です。
かつては多くの人が利用して賑わっていましたが、今では春の
ゴールデンウィークの「有田陶器市」の期間以外は無人駅です。

駅舎を利用して駅カフェSARAYAMA(サラヤマ)がオープン
しています。

  ⑮上有田駅9(2020-01-02)
  ⑮上有田駅10(2020-01-02)


   (夕刻の上有田駅ホーム)
  上有田駅夕暮れのホーム2

       暮れなずむホームをふたりぽろぽろと音符のように歩きましたね

            ~ 笹井宏之 『えーえんとくちから』 より ~


残照 | 01:47:48 | Trackback(0) | Comments(0)
2020年の初歩き(その2)
  2017元旦9

    白い光だなんて、教わっていないし、でもさわっていたから、ごめんなさい

          ~ 笹井宏之 『ひとさらい』 すきま抄 より ~ 




有田町歴史民俗資料館から石場相撲場に上り、ゲートボール場、テニスコートを
経て白磁ヶ丘公園登り口へ。


  ⑥歴民2(2020-01-02)
  ⑥歴民3(2020-01-02)
  ⑥歴民4(2020-01-02)


歴史民俗資料館の入り口に「唐臼小屋」が復元されています。
唐臼とは流水を利用して陶石を砕いて粉末にする装置です。

  ⑥歴民5(2020-01-02)唐臼
   (唐臼)  


  ⑦相撲場1(2020-01-02)登り口

         坂道の途中で出会うはずだった私がきょうも遅刻している

             ~ 笹井宏之 『てんとろり』 しずく より ~




宏之はここ石場相撲場でいつもフルートを吹いていました。

  ⑦相撲場2(2020-01-02)
  ⑦相撲場6(2020-01-02)英山
   (石場相撲場から見た英山)  


  ⑧ゲートボール場2(2020-01-02)
   (ゲートボール場)

  ⑨テニスコート1(2020-01-02)
   (テニスコート)

  ⑩泉山入口5(2020-01-02)
  ⑩泉山入口8(2020-01-02)

  ⑪白磁ヶ丘1(2020-01-02)
   (白磁ヶ丘公園)

  ⑬泉山陸橋11(2020-01-02)

       大人には見えないものを渡されてひとり、優しいバス停に立つ

       ~ 笹井宏之 『てんとろり』 世界がやさしくあるためのメモ ~





我が家を出発し、大公孫樹、磁石場、白磁ヶ丘公園をぐるっと回って約30分。
自宅そばの泉山バス停でほぼ泉山のメインストリート一周です。

ここから陸橋を渡り、隠れ道を越えて中樽方面へ向かいます。


  ⑬陸橋12(2020-01-02)
  ⑬陸橋1(2020-01-02)
   (泉山陸橋)


陸橋から西方、佐世保方面を望めば、トンネルが見えます。
トンネルを抜けるとすぐJR上有田駅です。

右手には我が家の煙突も見えます。

子どもの頃はこの線路で遊んでいました。
トンネルを通って上有田駅にも行っていました。

今考えると大変危険だったと思いますが、おおらかな時代でした。

  ⑬陸橋4(2020-01-02)
   (陸橋からの眺望:西)

  JR上り電車2
  JR上り電車1
 

ここから東方、武雄方面へ200mほど歩けば武雄市山内町との境です。
  
  ⑬陸橋6(2020-01-02)
   (陸橋からの眺望:東)

  ⑬陸橋8(2020-01-02)

  ⑬陸橋5(2020-0102)煙突

       おくゆきがほしいときには煙突をイメージしたらいいんじゃないの 

            ~ 笹井宏之 『えーえんとくちから』 より ~


残照 | 15:42:24 | Trackback(0) | Comments(0)
2020年の初歩き(その1)
  水仙9(2017-01-24)

        水仙にアイスピックを突き立てて祈りのような言葉を吐いた

        ~ 笹井宏之 『ひとさらい』 クロール/クローラー より ~




暦が改まって7日目、晴れの日が続いていましたが今日は朝から小雨模様でした。


2日は快晴でしたので、2020年のウォーキングをスタートしました。

今年も1日、約1時間30分、1万歩を目安に歩きます。


  纏ごよみ3(2020-01-01) 纏ごよみ6(2020-01-01)



我家をスタートして弁財天神社、大公孫樹、泉山口屋番所へ。

  ⑱玄関1(2020-01-02)
  ➀弁財天神社2(2020-01-02)

    (弁財天神社)
  ➀弁財天社20(2020-01-02)
  ➀弁財天社5( 2020-01-02)

   (泉山口屋番所から見た大公孫樹・英山)
  ②口屋番所3(2020-01-02)英山・大公孫樹

     皿山に皿の音ひびき一本の苗より生まれし大樹のそよぎ   2007.5.17

           ~ 笹井宏之 『八月のフルート奏者』 より ~




  
   (口屋番所のとんばい塀) 
  ②口屋番所6(2020-01-04)とんばい塀
  ②口屋番所1(2020-01-02) 
  ②口屋番所5(2020-01-04)


次は石場神社、先人陶工の碑、泉山磁石場方面に上りました。

  ③石場神社1(2020-01-02)
  ③石場神社3(2020-01-02)石場組合
  ③石場組合6(2020-01-02)

   (石場神社登り口)
  ③石場神社8(2020-01-02)

      神木にウエストポーチをまきつける 正しいことがしたいあまりに

           ~ 笹井宏之 『てんとろり』 めぐすり より ~




   (石場神社)
  ③石場神社12(2020-01-02)
  ③石場神社14(2020-01-02)李参平公像
   (李参平公像)

  ③石場神社16(2020-01-02)
  

英山は少し歩くと姿を変えます。

 
  ④先人陶工の碑2(2020-01-02)英山
   (先人陶工の碑から見た英山)

  ④先人陶工の碑5(2020-01-02)
   (先人陶工の碑) 

  ⑤泉山磁石場10(2020-01-02)
   (泉山磁石場)
  ⑤泉山磁石場2(2020-01-02)
  ⑤泉山磁石場4(2020-01-02) 


  ⑤泉山磁石場13(2020-01-02)

     罅割れて路肩に眠る白磁にも匠の焼べる火があったのだ   2005.1.13

          ~ 笹井宏之 『八月のフルート奏者』 より ~


残照 | 22:20:14 | Trackback(0) | Comments(0)
謹賀新年
  鏡餅2(2020-01-01)

     鯉錦くちほつかりとひらきつつ冬の夜空を吞みてしまへり   2008.3.13

          ~ 笹井宏之 『八月のフルート奏者』 より ~




2020年、有田は穏やかな年明けとなりました。


  英山1(2020-01-01)
  煙突1(2020-01-01)
  煙突と鏡餅1(2020-01-01).
  

早朝、まず英山を仰ぎつつ霜柱を踏みしだきながら、煙突と井戸2か所、
そして中庭の池の辺に鏡餅をお供えしましたが、10分も経たないうちに
池を除く3箇所はカラスのお年玉になってしましました。

これも毎年恒例の長閑な我家の行事です。


  池1(2020-01-01)
  鯉1(2020-01-01)


今年は子年ということで、玄関には少し🐭さんを置いてみました。

  玄関玄関1(2020-01-01).
  干支陶板1(2020-01-01).
  ネズミクラフト1(2020-01-09)

ついでにネコさんたちも・・・

  ネコクラフト1(2020-01-01).


   
新しい年が皆さまにとりましても良き一年となりますように祈念申し上げます。

本年も変わらぬお付き合いを賜りますようよろしくお願い申し上げます。
  
  
  正月花1(2020-01-01).

  注連縄1(2020-01-01).

      初春のよろこびなしと言ふひとへ迎へらるるがよろこびと説く  2009.1.15 
   
          ~ 笹井宏之 『八月のフルート奏者』 より ~ 


残照 | 17:15:17 | Trackback(0) | Comments(0)
大晦日
  猫5(2019-12-29)

        猫に降る雪がやんだら帰ろうか 肌色うすい手を握りあう

          ~ 笹井宏之 『ひとさらい』 うすくみたす より ~




一昨日の午後、池の辺に猫が佇んでいました。
目が合ってもしばらく逃げませんでした。
一度、裏山の方に行きましたが、夕方また同じ場所にいましたので
写真を何枚か撮りました。

今年の5月22日、末っ子のねこさん「のんちゃん」が亡くなりました。
2年前の3月に次男の「ごんちゃん」6月に長男の「みーたん」
相次いで亡くなり、最後に残ったのんちゃんが今年いなくなってしまい
我家に約20年間続いたねこさんがいる日常が終わりを告げ、それから
しばらく、いわゆる「ペットロス」状態が続いていました。
最近ようやくねこさんたちがいない生活になれてきたところでしたが・・・

おもわず池の方に目が行き、
「ねこさん、来ていないかな」
と期待している自分がいます。



  墓1(2019-12-28)


年末恒例の墓掃除に行ってきました。



  墓17(2019-12-28)
  墓15(2019-12-28)
  墓16(2019-12-28) (花)

 
周りの木が茂って今年はお墓から我家の煙突が見えません。

一昨年まではかろうじて見えたのですが・・・

  (墓から見える我家:2016-04-02)
  墓からの煙突1(2016-04-02)

  墓40(2019-12-28) (坂道)
  墓39(2019-12-28) (坂道)

     初恋のひとの背中を思ひつつ紅葉降る坂道を下れり   2007.12.13

         ~ 笹井宏之 『八月のフルート奏者』 より ~





夏の台風の影響で倒木が目立ちました。

  墓33(2019-12-28) (坂道)
  墓34(2019-12-28) (坂道)
  墓32(2019-12-28) (坂道)

  
  墓10(2019-12-28).
   
 冬ばつてん「浜辺の唄」ば吹くけんね ばあちやんいつもうたひよつたろ  2006.12.7
         
            ~ 笹井宏之 『八月のフルート奏者』 より ~





2019年も残り1日となりました。

この1年を振り返ってみますと、今年は宏之が旅立ってから10年ということで、
いろいろなメディアが取り上げて下さいました。
また、いろいろな方が宏之の短歌を採り上げて紹介して下さいました。

そして、いろいろな方との出会いがありました。


1月17日 はるな檸檬さん来訪。
1月24日 文庫版『えーえんとくちから』(ちくま文庫)刊行を記念して、有田町の
小・中学校6校、東西の図書館にこれまでの笹井宏之作品集を寄贈しました。 
1月28日「メモリー」

1月31日~2月16日 「メモリアルコンサート」開催。
2月3日「メモリアルコンサート」
2月18日「メモリアルコンサート終了」

3月3日 「第1回笹井宏之賞授賞式」(於:東京中野サンプラザ)開催。
3月6日「雨ひかり」

7月30日 東直子さん来訪。
7月31日 「2019さが総文」記念講演会(於:伊万里市民センター)開催。
8月1日「八朔」

11月25日 「NHKラジオ深夜便」 午前4時台 「絶望名言」のコーナーで
        宏之の短歌2首紹介される。
11月30日「秋惜しむ」

12月6日 NHK総合「あさイチ」で川上未映子さんが宏之と『ひとさらい』を
       紹介して下さいました。
12月8日 NHK「あさイチ」

12月7日 朗読会「短歌を味わう~笹井宏之の世界~」(於:伊万里市民図書館)開催。
12月13日「短歌を味わう」



  猫4(2019-12-29)

         猫なのにあなたであなたから少しずつ私です 夜が明けます  

             ~ 笹井宏之 『てんとろり』 さんさろ より ~


残照 | 01:36:08 | Trackback(0) | Comments(0)
聖夜
  山茶花と煙突1(2019-12-24)

     冬を越すことのできない花たちへおゆかけている おゆ あたたかい

        ~ 笹井宏之 『てんとろり』 やさしくはぐれる より ~





10日ほど前、ポインセチアの小さな鉢を買ってきました。

初めてでしたので葉を枯らしてしまい、残念ながらクリスマスまで楽しむことが
できませんでした。

  ポインセチア4
  ポインセチア3
     (買ってきた時の写真)


今宵は聖夜。

ネットからポインセチアの画像を借りてきました。


  ポインセチア1

 ポインセチア2

      灰色の手袋を買ふ この国のいたくぶあつき降誕祭に   2008.1.10

          ~ 笹井宏之 『八月のフルート奏者』 より ~





一昨日(23日)、2冊の文庫本が届きました。

  『えーえんとくちから』ちくま文庫裏表紙2
    ( ↑↓ ここをクリックすれば文字が大きくなります ↑↓)
  『えーえんとくちから』第4刷帯・あとづけ


今年1月10日に刊行された文庫版『えーえんとくちから』(ちくま文庫)は12月5日に
第4刷が発行され、昨日(23日)その見本が届きました。

今回からカバーの著書紹介に、2013年、『八月のフルート奏者』(書肆侃侃房)刊行
を追加していただきました。


その後、筑摩書房の担当者より下記のメールがありました。

『えーえんとくちから』は引き続きお買い求められているようでして、さらに第5刷
1,600部が決まりました。これで累計13,800部となります。
来月21日出来となりますので、出来上がり次第お送りします。


来月24日は宏之の祥月命日ですので、その日に合わせたような第5刷の出来は
感慨深いものがあります。



ほぼ同じ時間帯に、もう一冊、東直子さんの『愛のうた』(中央文庫)が届きました。

  『愛のうた』表紙
    ( ↑↓ ここをクリックすれば文字が大きくなります ↑↓)
  『愛のうた』1


この本は『鼓動のうた 愛と命の名歌集』(2014年5月、毎日新聞社刊)を改題のうえ、
この度文庫化されたものです。
「命の歌 夭折の背景」の括りで石川啄木、岸上大作とともに、宏之の歌を3首、
ご紹介下さっています。

  拾ったら手紙のようで開いたらあなたのようでもう見れません   笹井宏之

  やがてこの部屋であなたはひらかれる 成層圏のまぶたのように   笹井宏之

  えーえんとくちからえーえんとくちから永遠解く力を下さい   笹井宏之


2014年に読ませていただきましたが、とても印象に残っているご本です。



文庫版『えーえんとくちから』刊行から1年になろうとしていますが、この一年でまた
いろいろな方との繋がりができました。

多くの種がまかれたように感じています。


奇しくも、23日に2冊の文庫本が届きましたが、少し早めのサンタさんからの
プレゼントでした。


Merry Christmas !


  夕景1(2019-12-21)

       風。そしてあなたがねむる数万の夜へわたしはシーツをかける 

           ~ 笹井宏之 『えーえんとくちから』 より ~


残照 | 01:56:21 | Trackback(0) | Comments(0)
短歌を味わう
  夕景3(2019-12-10)

       満ちやすいもののすべてが一様に染まる 終わるのでしょう

           ~ 笹井宏之 『てんとろり』 ゆらぎ より ~




夕刻、内山地区の街なかを歩いてみました。

夕焼けがきれいでした。


  夕景11(2019-12-10) 
 
  夕景10(2019-12-10)

  夕景6(2019-12-10)

     ゆっくりと上がっていってかまいません くれない色をして待っています
      
           ~ 笹井宏之 『ひとさらい』 うすくみたす より ~





筒井孝徳 佐賀新聞読者文芸 2019年12月 詩部門一席 「創作本能」
  佐賀新聞読者文芸2019年12月一席「創作本能」
   (↑ ここをクリックすれば文字が大きくなります)



12月7日(土)13:30から伊万里市民図書館「のぼりがまのおへや」にて
朗読会 「短歌を味わう ~ 笹井宏之の世界 ~」 が開催されました。
対面朗読 草ひばり のメンバー4名の方が、
笹井宏之歌集 『ひとさらい』(書肆侃侃房)より20首を朗読して下さいました。

  伊万里図書館朗読会チラシ20191122.
  (↑↓ ここをクリックすれば文字が大きくなります ↑↓)
  伊万里図書館朗読会(佐賀新聞)20191202

  朗読会1(2019-12-07)


きっかけは今年の7月31日に開催された全国総文祭の記念講演で東直子さん
伊万里に来られた時に、伊万里市民図書館を訪問され
「のぼりがまのおへやで朗読会をやりたい」
と仰ったことでした。その時に詠まれた一首

  朗読会2(2019-12-07)

     登り窯の扉の奥のひさかたの 天井の星さんさんとふる    東直子


朗読会の合間に桃谷法信住職のギターと私のオカリナで
「葉桜を」(笹井宏之作詞 桃谷法信作曲)、「浜辺の歌」などを
演奏させていただきました。
(⇐に当日の「葉桜を」の演奏をリンクしています)

  朗読会演奏2(2019-12-07)
  朗読会演奏1(2019-12-07)

  葉桜を楽譜
   (↑ ここをクリックすれば文字が大きくなります)
 
  朗読会3(2019-12-07)


地元伊万里のケーブルテレビや佐賀新聞の取材も受けました。

ほっこりとしたとてもあたたかな集いとなりました。

  佐賀新聞朗読会(2019年12月14日)
(12月14日の佐賀新聞に朗読会の様子を紹介していただきました)(↑ここをクリックすれば文字が大きくなります)


  山茶花16(2019-12-12)
  山茶花18(2019-12-12)
  山茶花白11(2019-12-12)


  山茶花6(2019-12-12)

       ひきがねをひけば小さな花束が飛びだすような明日をください

           ~ 笹井宏之 『えーえんとくちから』 より ~


残照 | 19:20:29 | Trackback(0) | Comments(2)
NHK「あさイチ」
 山茶花1(2019-11-17)

      鞄からこぼれては咲いてゆくものに枯れないおまじないを今日も

       ~ 笹井宏之 『ひとさらい』 数えてゆけば会えます より ~




我が家の周りは今、山茶花が主役です。


6日(金)のNHK総合「あさイチ」(8:15~)で芥川賞作家の川上未映子さんが
おススメの一冊として笹井宏之歌集『ひとさらい』(書肆侃侃房)を紹介して下さい
ました。

  あさイチ2
  あさイチ1


宏之のことも温かく紹介下さいました。そして『ひとさらい』の中から次の2首を
採り上げて下さいました。

  風という名前2

      風という名前をつけてあげました それから彼を見ないのですが

          ~ 笹井宏之 『ひとさらい』 うすくみたす より ~



   思い出せるかぎり1

        思い出せるかぎりのことを思い出しただ一度だけ日傘をたたむ

        ~ 笹井宏之 『ひとさらい』 鮭フレークが降る交差点 より ~



この2首は私たちにとりましても好きな歌でしたので、川上さんが自ら読んで下さった時には
思わず涙ぐんでしまいました。


川上未映子さんは2011年1月24日に刊行された『えーえんとくちから』 笹井宏之作品集
(PARCO出版)の帯を書いて下さいました。

  えーえんとくちから帯1
  えーえんとくちから帯表紙1



番組の前半では今年2019年1月10日に文庫版として刊行された『えーえんとくちから』
(ちくま文庫)のご担当の山本充さんも出演されていて驚きました。


  ちくま文庫山本充さん1

  えーえんとくちから本2


  

『ひとさらい』は笹井宏之の第1歌集で、2008年1月25日にBookParkより上梓されました。

その1年後の2009年1月24日に宏之は永眠しました。

その2年後、2011年1月24日(宏之の3回忌の当日)書肆侃侃房より刊行され、書店でも
購入できるようになりました。

  ひとさらい本1


笹井宏之の歌集・作品集としては

2011年1月24日 第2歌集となる『てんとろり』(書肆侃侃房)
2013年8月1日 『八月のフルート奏者』(書肆侃侃房)
 
を加えて、これまでに6冊刊行されています。

  作品集5冊集合
  八月のフルート奏者(2013-07-28)




「あさイチ」で宏之のことが紹介された9時30分から我が家の電話は
お昼過ぎまで鳴りっぱなしでした。 

メールやfacebook、twitter、ブログなどのSNSでも「あさイチ」で紹介
されたことが話題になっていました。

この『些細』にも、その日の9時~11時までの2時間で500を超える
アクセスがあり、驚いています。


  宏之写真1


宏之が旅立ってから10年の歳月が流れましたが、今でもたくさんの方々が

宏之の短歌を大切に思って下さっていることがとてもありがたいです。



  山茶花6(2019-11-17).

     白い光だなんて、教わっていないし、でもさわっていたから、ごめんなさい

           ~ 笹井宏之 『えーえんとくちから』 より ~

 

残照 | 03:05:34 | Trackback(0) | Comments(3)
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