投稿日:2012-01-29 Sun

国境のどうぶつたちを染めてゆく あれは夕日よね、夕日よね
〜 笹井宏之 『てんとろり』 国境のどうぶつたち より 〜
今日は夕日がきれいでした。
微かな春の蠢きが感じられます。
この土・日はいろいろと慌ただしい2日間でした。
2日間のフィルムを巻き戻してみます。
今日(29日)は観光協会の当直で午前8時30分、出勤。
「東西松浦駅伝」が開催され、観光協会のある有田町東出張所がスタート地点で、
午前8時30分頃から各市町村の選手、関係者が続々と集合。
観光協会の2階が選手控室で、暖房を入れたり、出場選手の名簿のコピーを頼まれ
たりと事務方のお手伝い。
午前10時。号砲一発、選手が一斉にスタート。

職場のF君が有田町の第一走者。地元の有田町の走りなので、頑張って集団を引っ張って
くれ健闘。忙しい仕事の合間での毎日の練習に頭が下がります。
今日は(も)、ご苦労さまでした。
昨日(28日)午後3時から、武雄高校の音楽部の恩師を偲ぶ会が武雄センチュリーホテルで
開かれたので出席。

私たち夫婦は音楽部の同級生で、母校の音楽室は出会いの場でもありました。
恩師川原先生には二人とも可愛がっていただきました。
先生が勤務された28年間(昭和35年〜63年)の音楽部の卒業生の会、「睦声会」
のメンバーと先生のご遺族、約100名が集い先生を偲びました。

70歳代の先輩から42・3歳の後輩まで、久しぶりの旧交を温めました。
メンバーにはプロの音楽家、声楽家として活躍されている方も多く、献花後
4名のプロの方のコンサート。私も恥ずかしながら懇親会の最初に「碗琴」
を演奏させていただきました。とても喜んでいただきました。
和子さんは出席できませんでしたが、私の同級生も7名集まりました。
久しぶりに「コーラス」を楽しみました。
会が終わってからも、親しかった先輩方と一緒に喫茶店で午後9時過ぎまで
時を忘れて語らいました。
音楽部がなかったら、私たちは出会うこともなかったでしょうし、
宏之もこの世に生を受けることはなかったでしょう。
音楽が私たちの出会わせてくれ、宏之を授けてくれました。
時間をもう少し戻して、昨日の朝午前6時起床。7時過ぎから12時30分まで
NHK佐賀局開局70周年記念テレビドラマのロケ収録のための裏方として、
泉山磁石場にある「石場相撲場」入口にて関係者やエキストラの車の誘導。

有田の窯元を舞台としたドラマの撮影は1月初めより始まり、この日が最終ロケ日。
午前10時過ぎよりリハーサル開始。

毎年11月に石場相撲が開催されますが、その石場相撲を再現するために寒い中、
エキストラとして有田の町民の方々が約150名が集まって下さいました。

おでんの炊き出し、おにぎりづくりなど町民の方々がご協力くださいました。
私も12時半頃まで入口の交通整理をしましたが、寒かったです。
でも、町民の皆さまも寒い中リハーサル、本番と何カットも笑顔でご協力いただき
気持ちはホカホカして、武雄の恩師の偲ぶ会の会場へ「碗琴」のセッティングに
向かいました。

相撲場のこの場所は、宏之がいつもフルートを吹いていた場所でもあります。
北風を背にして、英山に向かって奏でていた姿が目に焼きついています。
やさしいフルートの音色が聴こえてきます。

冬ばつてん「浜辺の唄」ば吹くけんね ばあちゃんいつもうたひよつたろ
〜 筒井宏之 2006年12月7日 佐賀新聞掲載作品 より 〜
2007年 佐賀新聞読者文芸大会 短歌部門 年間最優秀賞作品
投稿日:2012-01-26 Thu

きょうがその日です
生きてゆく 返しきれないたくさんの恩を鞄につめて きちんと
〜 笹井宏之 『てんとろり』 かたととん より 〜
twitterのハッシュタグ #sasai0124 に昨日(25日)も宏之の歌を
ありがとうございました。
私も上記の歌を紹介させていただきました。
1月24日の佐賀新聞で特集していただいた記事を紹介させていただきましたが、
文字がよく読めませんでしたので、改めて掲載します。
↓ 2回クリックしていただければ文字が大きくなります。




知人・友人の方のブログでも1月24日のことをご紹介いただいていました。
尾形英隆君の『葉隠の里 みつばち通信』 1月24日 25日
風竿さんの『人生の達人』烈伝 1月24日
伊津野重美さんの『dawn chorus』 1月24日
ムムリクさんの『ART日記』 1月24日
本当にありがとうございました。
投稿日:2012-01-25 Wed

冬椿枯れそめ、されどまぼろしの坑夫が夢を見る煉瓦館 筒井宏之
〜 佐賀新聞 2008年1月24日 掲載作品より 〜
昨日から小雪舞い散る有田です。
玄関の山茶花と松に少し雪が積もりました。
午後には解けました。
命日に寄せて、たくさんの方からお電話、メール、ブログ等で
励ましのお言葉をいただきました。
twitterでもたくさんの方に宏之の歌を読んでいただきました。
心よりお礼申し上げます。ありがとうございました。
昨日(24日)は、佐賀新聞に大きく宏之の特集を載せていただきました。
平成4年10月から9年1月に亡くなるまで、ほぼ毎週投稿し通算約250首
が選ばれ掲載されました。
今月31日から毎週火曜日付で3月まで、全9回に亘り佐賀新聞社読者文芸欄に
掲載された全作品を紹介していただくことになりました。
24日はその中の「一席」になった32首を紹介していただいています。
加藤治郎さんと佐賀新聞の短歌選者の塘健さんに宏之の作品をあたたかく
語っていただきました。
ありがとうございました。

(↓ クリックすれば文字が大きくなります)

今日もやわらかな雪が舞い降りています。


山嶺のようにあなたは立っている ひとみにうすいゆきをうかべて
〜 笹井宏之 『てんとろり』 くつみがき より 〜
投稿日:2012-01-24 Tue

夕暮れのひかりに迎えられてゐし我が吹くフルートのアヴェ・マリア 筒井宏之
〜 佐賀新聞 2008年1月24日 掲載作品より 〜
あの雪の日から三年の歳月が流れました。
グノー/バッハとシューベルトのアヴェ・マリア。
二人で奏でましたね。

水田を歩む クリアファイルから散った真冬の譜面を追って 笹井宏之
〜 『ひとさらい』 数えてゆけば会えます より 〜
三年間、いろいろな方々にやさしく、あたたかく支えていただきました。
2010年1月24日、一周忌の追悼コンサートの日から
我家に咲いた枯れない花。

笹音の時からのメールの仲間の方々が宏之に枯れない花を
届けて下さいました。
それぞれの思いを綴った歌とともに・・・・・・。


今でも瑞々しく我家の玄関に咲いています。
ありがとうございました。
ムムリクさんのすてきな絵と写真、そしてあたたかいメーセージ。
23日の『ART日記』 でも、宏之の詩『飴色時間』をあざやかな
一頁としてご紹介下さいました。
いつもありがとうございます。
斉藤倫さん、伊津野重美さんはじめたくさんの歌人の皆さまに、
そして宏之の歌を大切にお読みいただいている多くの方々に、
いろいろなところで宏之の歌をご紹介いただいています。
本当にありがとうございます。
また今年も twitter #sasai0124 で宏之の歌をご紹介いただいて
おりますことに、心からお礼を申し上げます。
みなさま方、お一人おひとりにとりまして
今日一日が、やわらかな日でありますように。
今年一年が、おだやかな年でありますように。
2012年1月24日
筒井孝司 和子 孝徳 みーたん ごんちゃん のんちゃん
追伸:今(1時15分)、twitterをみたら、加藤治郎さんはじめたくさんの方が
宏之の歌を呟いて下さっていました。心に沁みるコメントとともに。
涙が出ました。ありがとうございました。
投稿日:2012-01-21 Sat

太陽の死をおもふとき我が生は微かな風を纏ふカーテン
〜 笹井宏之 『てんとろり』 冬のよろこび より 〜
佐賀新聞 2008.2.14 掲載作品 (筒井宏之として)
今日は15度位まで気温が上がり、穏やかな一日でした。
来週はまた寒くなるそうです。
有田の天気予報は、24日から雪・・・・・・
やわらかな日が続いてくれればいいのですが。

佐賀新聞の女性記者の方より、
宏之の命日である1月24日(火)より毎週10回に亘り
佐賀新聞読者文芸に掲載された249首を紹介して下さる、
との大変ありがたいお電話をいただきました。
加藤治郎さんがtwitterでも紹介して下さっていました。
ありがとうございました。
昨夜は、今年最初のレコード鑑賞会のコンサートがあり、
久しぶりにテナーサックスを吹かせていただきました。
一昨年の「追悼コンサート」(2010年1月24日開催)で
演奏した曲目の中から数曲演奏しました。
宏之がピアノで伴奏してくれた「ロンドン・デリー・エアー(ダニーボーイ)」
を最初の曲に選びました。
昨年は『えーえんとくちから』(PARCO出版)と『てんとろり』(書肆侃侃房)
の出版記念「追悼朗読会」(2011年1月22日開催)を、皆さまに支えて
いただきながら、開催いたしました。
今年は家族だけで宏之を迎え、4人で静かに過ごすことにしました。
やわらかな一日を4人で過ごします。

てのひらに縫いつけてある冬の日をあなたのほそいゆびがほどいた
〜 笹井宏之 『てんとろり』 てんとろり より 〜
投稿日:2012-01-14 Sat

罅割れて路肩に眠る白磁にも匠の焼べる火があったのだ 筒井宏之
〜 2005年1月13日 「佐賀新聞」掲載作品 より 〜
昨年末、源右衛門窯を訪ねました。
窯場にはピンと張りつめた緊張感があります。
それでいて、どこか懐かしいぬくもりが感じられます。
子供の頃に窯場で遊んだ記憶が蘇ります。
(写真:源右衛門窯)
渋沢栄一記念財団発行の『青淵』(平成24年1月号)の趣味の欄に
寄稿を依頼されましたので、碗琴のことを書かせていただきました。


(↑↓ クリックすれば文字が大きくなります)

【ブログ紹介】
『NOTHING・・・沙羅樹のうた』 夢の住人−笹井宏之氏の短歌に− 1月9日
『NOTHING・・・沙羅樹のうた』 きんいろのきりん 1月9日
『NOTHING・・・沙羅樹のうた』 優しい雨−笹井宏之氏の短歌に− 1月9日
年末からご紹介いただきありがとうございました。
『吹ク風ト、流ルル水ト。』 1月10日
『らぷんつぇる**』 1月5日
ありがとうございました。
投稿日:2012-01-12 Thu

被災地の映る画面のチャンネルを変えるその手で何ができるや 筒井宏之
〜 2004.11.25 佐賀新聞 『読者文芸』 掲載作品 より 〜
今朝、新聞を取りに玄関を出たら有明の月が西の空に残っていました。
昨日は佐賀新聞生活文化部の記者の方が取材に見えました。
1月24日が宏之の命日なので、特集記事を掲載して下さるそうです。
2004年10月14日の佐賀新聞読者文芸欄に宏之の投稿作品が2首、
初めて掲載されました。
2009年2月5日に最後の投稿作品が掲載されましたが、4年4ヶ月の
間に約250首が掲載されました。
投稿し始めて間もない2004年11月25日の上記の作品が目に留まり
ました。「新潟県中越地震」の映像を目にして歌ったものだと思います。
翌2005年4月14日の歌。
雲一つ風一つ無い震源地上空へ真っすぐ伸びる土筆 筒井宏之
3.11 東日本の大震災とオーバーラップします。
丁度6年前の今日、2006年1月12日の掲載作品。
とんとんとゆきのつぶてはキタキツネ ちるとぶほうとあかりちるとぶ 筒井宏之
1月24日で3年になります。
今朝の月は有明の月、それとも残月・・・・・・

初春(はつはる)のよろこびなしと言ふひとへ迎へらるるがよろこびと説く
〜 筒井宏之 2009年1月15日 佐賀新聞掲載作品 より 〜
投稿日:2012-01-07 Sat

このケーキ、ベルリンの壁入ってる?(うんスポンジにすこし)にし?(うん)
〜 笹井宏之 『ひとさらい』 晴れの日の仙人 より 〜
毎年、元旦には要所要所に餅を飾ります。
以前は年末に餅つきをしていましたが、今はパックになりました。
煙突、井戸、池の周りなど、外にも数ヶ所飾りますが・・・・・・。

「おっ!」

「おとーさん、ちょっとー」

「カラスが・・・」


「ワン!、じゃなくて、ニャン!」
そうです、元旦に飾った餅は家から離れた場所から順に
カラスのお年玉になります。
まず、煙突に置いた餅は1時間もしないうちにプラスティックの
容器だけを残してきれいに中身だけが持ち運ばれます。
最後まで残っていた池の端の餅も昨日のうちに無くなっていました。
容器だけを残して・・・。

カラスとのやりとりも正月の恒例の行事です。
今日は七草粥を食べました。
いつものように、ささやかな年初めの行事で
2012年がおだやかに始まりました。
投稿日:2012-01-02 Mon

冬を越すことのできない花たちへおゆかけている おゆ あたたかい
〜 笹井宏之 『てんとろり』 やさしく、はぐれる より 〜
今年はあたたかなお正月です。
ちょっと我家の周りのいろさがし。
玄関の南天の赤(上の写真)。

山茶花のあか。

・・・?の実の黒。

池の鯉のオレンジと白、などなど・・・。
やっぱり、今年の色は南天の「あたたかい赤」でしょうか。
明るいあたたかな一年でありますように!

年末に頼んでいた角川『短歌』1月号が届きました。
ユーモア秀歌で山田航さんが10首、池田はるみさんが1首
宏之の歌を取り上げて下さいました。

(↑ クリックすれば文字が大きくなります ↑)
ありがとうございました。
もう一冊、書肆侃侃房さんから『something14』が届きました。

代表の田島安江さんがエッセイで宏之のことをご紹介下さいました。

(↑ クリックすれば文字が大きくなります)
ありがとうございました。
本年もよろしくご指導賜わりますようお願い申し上げます。
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