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笹井宏之

Author:笹井宏之
◇1982年夏生まれ
◇ししゃも好き
◇療養生活をおくりながらあっけらか
 ーんと短歌をつくっています

○メールはこちら
 tsutsui@izumy.com
(@は半角文字で入力してください)

【温帯空虚】
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療養生活あれこれ

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惜春
  和子さん3(2020-03-29)

     わがうちに散る桜あり 君の名を呼ぶとき君はきらきらと風   2006.4.27

           ~ 笹井宏之 『八月のフルート奏者』 より ~




春風にはらはらと桜の花びらが舞っています。

先月21日に開花して約半月。
枝の高いところはまだ花びらを残していますが、だいぶ葉桜になってきました。


  桜1(2020-04-03)
  桜3(2020-04-05)

  桜2(2020-04-05)

     一陣の風受けしのちしずもれる若葉のあひを桜散りゆく   2007.4.26

          ~ 笹井宏之 『八月のフルート奏者』 より ~




庭は桜の絨毯が敷き詰められています。


  桜絨毯2(2020-04-03)
  庭と煙突1(2020-04-03)
  桜絨毯3(2020-04-03)


池の水面にも桜の花びらが浮かんでいます。


  桜・池1(2020-04-05)
  桜・池2(2020-04-05)
  桜・池4(2020-04-05)



  和子さん8(2020-03-29)

          桃色の花弁一枚拾い来て母の少女はふふと笑えり  

            ~ 笹井宏之 『えーえんとくちから』 より ~




歌人の笹公人さんが3月29日のtwitterで宏之が笹さんに書いたお礼の葉書を
紹介して下さいました。

 ずっと探していたのに見つからずにいた笹井宏之くんからの葉書が、
 掃除中にひょっこり出てきた。
 日経新聞に書いたエッセイ「一輪の花」の葉書。
 笹井くんの人柄が滲み出た文面と、儚くも優しいイラスト。
 一生の宝物にします。
 あの日もこんな寒い日でした。


  笹さんへの葉書
   ( ↑ ここをクリックすれば文字が大きくなります)


2019年2月13日 日経新聞夕刊 エッセイ 「一輪の花」
  日経新聞(2019-02-13)
    ( ↑ ここをクリックすれば文字が大きくなります)


  桜5(2012-04-07)


笹さん、ありがとうございました。



  桜6(2016-04-04)

       「はなびら」と点字をなぞる ああ、これは桜の可能性が大きい

       ~ 笹井宏之 『ひとさらい』 数えてゆけば会えます より ~




今年の春は桜を愛でる気持ちの余裕がありませんでした。

行く春を惜しみながら、来年は桜を心ゆくまで楽しめる春でありますよう
願わずにはいられません。


 
  くーちゃん2(2020-04-03
  くーちゃん3(2020-04-03)


 行く春や・・・


  桜と月1(2020-04-04)
  葉桜1(2020-04-03)
  

  和子さん2(2020-03-29)

        葉桜を愛でゆく母がほんのりと少女を生きるひとときがある

            ~ 笹井宏之 『えーえんとくちから』 より ~ 


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未分類 | 19:27:10 | Trackback(0) | Comments(0)
春一番
  桜1(2020-03-28)

     わがうちに散る桜あり 君の名を呼ぶとき君はきらきらと風  2006.4.27

             ~ 笹井宏之『八月のフルート奏者』より ~




夜来の強い風雨で桜が満開になる前に散り始めました。

今年はコロナウイルスに配慮して花見を自粛せよということでしょうか・・・


  桜2(2020-03-28)
  桜19(2020-03-28)

  桜18(2020-03-28)

      花冷えの竜門峡を渡りゆくたつたひとつの風であるわれ  2007.4.19

           ~ 笹井宏之 『八月のフルート奏者』 より ~





知人が3月23日(月)の赤旗を郵送してくれました。
文化学問欄の「歌壇」に柴田葵『母の愛、僕のラブ』(書肆侃侃房)と
笹井宏之『てんとろり』(書肆侃侃房)からの短歌を引用し、二人の
作風を紹介されてました。

  赤旗文化学問欄(2020-03-23)
    ( ↑ ここをクリックすれば文字が大きくなります)

  くーちゃん10(2020-02-04)

        猫なのにあなたであなたから少しずつ私です 夜が明けます

            ~ 笹井宏之 『てんとろり』 さんさろ より ~

 



満開の前だから少々の雨では我家の桜は大丈夫だろうと高を括っていましたが

明け方の春一番の暴風で花びらがだいぶ散らされていました。

午前中、小雨の中を慌てて写真におさめてきました。


  桜16(2020-03-28)
  桜6(2020-03-28)(タテ)
  桜17(2020-03-28)


散る桜 残る桜も 散る桜


  桜13(2020-03-28)

  桜9(2020-03-28)

       鞄からこぼれては咲いてゆくものに枯れないおまじないを今日も

            ~ 笹井宏之 『えーえんとくちから』 より ~


残照 | 19:21:26 | Trackback(0) | Comments(0)
催花雨
  ヤエツバキ2(2020-03-26)

        雨の日のあなたはとてもやわらかく刃物が役に立ちそうにない

            ~ 笹井宏之 『てんとろり』 さんさろ より ~




催花雨(さいかう)。

開花を促すように降る雨のことだそうです。

美しい響きの日本語ですね。


今日は朝からやさしい雨が降っています。

庭の八重椿が桜より一足先に咲き競っています。



  ヤエツバキ1(2020-03-24)
  ヤエツバキ6(2020-03-26)


  ヤエツバキ5(2020-03-26)

        雨ひかり雨ふることもふっていることも忘れてあなたはねむる

             ~ 笹井宏之 『ひとさらい』 すきま抄 より ~



  ヤエツバキ2(2020-03-24)

        ゆびさきのきれいなひとにふれられて名前をなくす花びらがある

             ~ 笹井宏之 『えーえんとくちから』 より ~





今日の雨に誘われて我家の桜は、今4~5分咲きぐらいでしょうか。


  桜4(2020-03-26)
  桜5(2020-03-26)
  桜1(2020-03-24)

    鳥居にも春は来るらし代わる代わる鳥たちは花 飛べば花びら  2005.4.7

          ~ 笹井宏之 『八月のフルート奏者』 より ~


 

週末には見頃になりそうです。

  

  桜1(2020-03-23)
  桜3(2020-03-24)

  桜4(2020-03-24)

      あすひらく花の名前を簡潔に未来と呼べばふくらむ蕾   2007.4.19

         ~ 笹井宏之 『八月のフルート奏者』 より ~


残照 | 17:04:41 | Trackback(0) | Comments(0)
開花宣言
  桜開花2(2020-03-21)

        「はなびら」と点字をなぞる ああ、これは桜の可能性が大きい

        ~ 笹井宏之 『ひとさらい』 数えてゆけば会えます より ~




本日、我家の桜が開花しました。

昨年も21日でしたので、同じ日に開花宣言です。


  桜開花3(2020-03-21)

  桜開花1(2020-03-21)

       たっぷりと春を含んだ日溜りであなたの夢と少し繋がる   2006.4.6

          ~ 笹井宏之 『八月のフルート奏者』 より ~




今日の佐賀新聞読者文芸短信欄に短歌ムック「ねむらない樹別冊」(書肆侃侃房)が
紹介されていました。
また、「短歌はいま」のコラムの冒頭で、先月22日に東京中野サンプラザで開催予定
でした「第2回笹井宏之賞授賞式・シンポジウム」が新型コロナウイルスの影響で急遽
中止になったことにも触れられていました。

佐賀新聞読者文芸短信(2020-03-21)
  ( ↑ ここをクリックすれば文字が大きくなります)

  ねむらない樹別冊(1)


永井祐さんが「第4回歌葉新人賞」のことを書いて下さっていました。
2004年に宏之は「数えてゆけば会えます」で同賞を受賞しました。

  永井祐「第4回歌葉新人賞」(2)永井祐「第4回歌葉新人賞」(1)
    (↑↓ ここをクリックすれば文字が大きくなります ↑↓)
  永井祐「第4回歌葉新人賞」(3)


ありがとうございました。


  桜開花7(2020-03-21)

  桜開花10〈2020-03-21)
  
          桃色の花弁一枚拾い来て母の少女はふふと笑えり

            ~ 笹井宏之 『えーえんとくちから』 より ~


残照 | 16:16:42 | Trackback(0) | Comments(2)
読者文芸
  桜蕾4(2020-03-06)

     つぼみより (きみがふたたびくるときは、七分咲きにはなっていたいな)

            ~ 笹井宏之 『えーえんとくちから』 より ~




3月に入り春の日差しを浴びて桜の蕾がうす緑色になり、だいぶふくらんできました。

写真は昨日(6日)の午後撮ったものですが、今年の開花は例年より早くなりそうです。


毎月第1月曜日には西日本新聞、そして第1土曜日には佐賀新聞の読者文芸欄で
詩が載ります。
短歌、俳句、川柳は毎週掲載されますが、詩の部門は月一回、西日本新聞は1篇
佐賀新聞は第1から3席までの3篇しか掲載されませんので、なかなかの狭き門です。

今月は3月2日(月)の西日本新聞と本日7日(土)の佐賀新聞で、孝徳の詩が第1席で
掲載されていました。


西日本読者文芸 筒井孝徳 3月詩「青い薔薇の花売り」
西日本読者文芸 詩「青い薔薇の花売り」(2020-03-02)
  (↑ ここをクリックすれば文字が大きくなります ↑)


佐賀新聞読者文芸 筒井孝徳 3月詩一席「棘」
読者文芸2020年3月一席「棘」(2020-03-07)
  (↑ ここをクリックすれば文字が大きくなります ↑)


十数年前、宏之が佐賀新聞の読者文芸に投稿していた頃は、毎週木曜日に掲載
されていましたので、木曜の朝は、祖父母も私たちも朝刊が来るのを楽しみにして
いました。

ちなみに、今日3月7日は私たちの39回目の結婚記念日。

今日の読者文芸は孝徳からのとてもうれしいプレゼントになりました。


  桜蕾2(2020ー03ー06)煙突タテ


  イヌノフグリ1(2020ー03ー06)

  スミレ4(2019-03-21)

    午後きみはひかりのかごを編んでをり 居眠りをするわれの傍ら  2007.3.15

          ~ 笹井宏之 『八月のフルート奏者』 より ~


残照 | 18:24:57 | Trackback(0) | Comments(2)
一雨ごとの
  桜蕾雫1(2019-03-06)
 
         雨ひかり雨ふることもふっていることも忘れてあなたはねむる

             ~ 笹井宏之 『ひとさらい』 すきま抄 より 




春たちて 一雨ごとの あたたかさ


2月も今日まで。
朝から春の訪れを告げる雨がしとしとと降っています。 

英山も雨に煙っています。

  煙突1( 2019-03-06)
  煙突7(2019-03-06)

  桜蕾雫4(2019-03-06)

      それはもう 「またね」も聞こえないくらい雨ふってます ドア閉まります

            ~ 笹井宏之 『えーえんとくちから』 より ~




今日(29日)の佐賀新聞読者文芸の短信欄に、2月1日に発行された
短歌ムック「ねむらない樹」vol.4(書肆侃侃房)が紹介されていました。

  佐賀新聞読者文芸「短信」(2020-02-29)
   ( ↑ ここをクリックすれば文字が大きくなります)

特集として「第2回笹井宏之賞」の大賞2作品及び個人賞の5作品や
最終選考に残った26人の作品が掲載されています。
また、連載「笹井宏之への旅」では、宏之が敬愛した歌人枡野浩一さん
が寄稿して下さいました。
私も「短歌との出会い、人との出会い」と題して、宏之の短歌を通じた交流、
様々な人との出会いについて、5ページほど綴らせていただきました。

詳しくは 1月30日のブログ「ねむらない樹」vol.4 にて紹介いたしました。

  ねむらない樹vol4表紙



3日ほど前に嬉野市在住の塔短歌会の長谷川愛子様より、「塔」誌2月号が
届きました。
昨年12月7日に宏之と縁のある伊万里市民図書館「のぼりがまのおへや」
で開催された朗読会「短歌を味わう~笹井宏之さんの世界~」のことを
丁寧にご紹介下っていました。


  塔2月号(2020)(webサイズ)
  塔2月号「方舟」(2020)
  ( ↑ ここをクリックすれば文字が大きくなります)


  朗読会演奏1(2019-12-07)


当日撮っていただいた写真と一緒にお手紙には次のような言葉が添えられていました。

「ぬくもりのある声で聴く笹井作品は、さらに温かいものでした。
また、ゆかりのある方々にお会いして、歌集の中の笹井宏之氏が
身近な人になりました」 

ありがとうございました。 
 

  (写真:国見山麓の有田町山谷切口のI氏宅より望む田園風景と有田の山並み)
  雨後の山並み(2020-01-18)

      秋雨の国見の山を仰ぎつつポンと手の甲へおく手のひら   2005.10.27

         ~ 笹井宏之 『八月のフルート奏者』 より ~


残照 | 18:05:30 | Trackback(0) | Comments(0)
猫の日
  のんちゃん10

          初めての草むらで目を丸くして何かを思い出している猫

         ~ 笹井宏之 『ひとさらい』 ひときわながいやすみ より ~




昨日、2020年02月22日は2と0が勢ぞろい。
「猫の日」だったそうです。

20年ほど前、殆ど寝たきりだった宏之に動物セラピーをすすめられ
初めて猫を飼いました。

最初に家族の一員になったのは「みーたん」。
まっ白なとてもハンサムな猫さんでした。

  みーたん 7

2009年8月に放送されたNHK BS ハイビジョン ふるさと発
「あなたの歌に励まされ~歌人・筒井宏之 こころの交流~」
にも、みーたんは登場し、話題になりました。

  みーたん1
  
みーたん2


みーたんは特に宏之お気に入りの猫さんで17年間私たちを和ませてくれました。


宏之は猫の歌を何首か詠んでいます。


第1歌集『ひとさらい』 より。

猫に降る雪がやんだら帰ろうか 肌色うすい手を握りあう   ~うすくみたす~

水びたしの灰色猫が現れて流星の尾に噛みつくところ    ~すきま抄~

くわがたを折り曲げている寝室に近い将来猫が生まれる   ~こころをゆるす~

猫用の点眼液を朝になる前のスケートリンクに垂らす     ~はるる ほら あな~
  




みーたんを飼い始めて約一年後、アメショーもどきの「ごんちゃん」が家族に加わりました。

みーたんに負けず劣らずハンサムな次男さんでした。


  
ごんちゃん4(2009-03-21)

  ごんちゃん3(2016-08-09)

        父さんが二百メートルほど先のいくさで子猫ひろって帰る   

         ~ 笹井宏之 『ひとさらい』 こころをゆるす より ~




  ごんちゃん1(2009-03-21)
  ごんちゃん2(2009-03-21)


ごんちゃんは16年間、我家の一員でした。


  みーたん・ごんちゃん2
    (みーたんとごんちゃん)



第2歌集『てんとろり』 より。
 
猫なのにあなたであなたから少しずつ私です 夜が明けます    ~さんさろ~

ぼろぎれにくるまれている猫の目をわたしの目だとおもう、一瞬   ~めぐすり~



  和子さん・ごんちゃん1.
   (↑ ごんちゃんを抱く和子さん)
    (↓ みーたん)

  みーたん4

         ここちよい虚構 あなたが包帯のかわりに猫をまく春の夜の

       ~ 笹井宏之 『てんとろり』 世界がやさしくあるためのメモ より ~




3番目の家族は「のんちゃん」。

我家に来るまでの半年間、のら猫でしたので「のんちゃん」と名付けました。


  のんちゃんの日向ぼっこ

  のんちゃん2

   透けてゆくやうに丸まりたる猫を朝日の中にそつと摑みぬ   2008.11.6

      ~ 笹井宏之 『八月のフルート奏者』 より ~



我家の前で交通事故に遭ってから一週間後に我家の中庭にひょっこり現れ
数日後に家族になりました。

昨年の5月まで15年間、我家の末っ子として私たちを癒してくれました。

とてもおしゃべりで人なつっこい女の子でした。

  のんちゃん1


10年以上、3兄弟妹が我家を和ませてくれました。


  ねこさんたち1
  ねこさんたち2

   (ごんちゃんとのんちゃん)
  ごんちゃん・のんちゃん3

   猫が猫の顔してゐたり それだけのひとひ、小糠雨は降りつづき   2006.7.6

        ~ 笹井宏之 『八月のフルート奏者』 より ~




『八月のフルート奏者』 より。

君でなければならなかったのだろうか国道に横たわる子猫の背   2004.11.18

北極星齧り終えたる猫の目に残りていしは淋しさならん   2005.11.17

かなぶんであそぶ子猫を見てゐたり 破壊とはこんなにも純粋   2008.8.7



  みーたん3
   (み~たんを抱く和子さん)
  和子さん・みーたん1
    
  猫を抱く婦人のやうな秋風にわれは毛布を引き寄せにけり   2008.9.23

      ~ 笹井宏之 『八月のフルート奏者』 より ~




昨年5月に末っ子のんちゃんが旅立った後は、猫さんのいない毎日でしたが、
年末に池の水を飲みに猫さんがひょっこり現れました。

今年に入り、頻繁に我家に顔を出すようになりました。

足が白い靴下ををはいているようでしたので「くーちゃん」と
名前を付けて庭先でキャットフードをあげています。


  くーちゃん1(2020-02-04)


我が家に顔を出した時には、左の耳を何かに齧られたようで
けがをしており、だいぶ気を許すようになりましたが、やはり
野良猫ですのでまだ警戒心が強いようです。

いつ来なくなるかわかりませんが、顔を出してくれるのを
心待ちにしている今日この頃です。


  くーちゃん2(2019-12-29)


宏之が亡くなった後、私たちは猫さんたちにとても癒されました。


「猫の日」にあらためて感謝した次第です。


  みーたん6
   (みーたん)

  ごんちゃん5
   (ごんちゃん)


   
宏之が描いた猫さんたちのイラスト。
左からごんちゃん、みーたん、のんちゃん。
特徴をよく捉えたやさしいイラストです。

  宏之のイラスト

  ねこさんたち4

  

  和子さん・のんちゃん1
   (のんちゃんを抱く和子さん)

  のんちゃん9

        花束をかかえるように猫を抱くいくさではないものの喩えに 

            ~ 笹井宏之 『えーえんとくちから』 より ~


残照 | 18:23:45 | Trackback(0) | Comments(0)
初雪
  雪景色15(2020-02-18)

      はつゆきがはつゆきでなくなる朝の、やさしいひとがころんでしまう

            ~ 笹井宏之 『てんとろり』 成層圏 より ~




一昨日、雪が降りました。

大変遅い初雪です。

昨年は積雪がなかったので、2年ぶりの雪景色でした。



  雪景色18(2020-02-18)
  雪景色4(2020-02-18)
  雪景色2(2020-02-18)


英山もうっすらと雪化粧。


  雪景色5(2020-02-18)

       山嶺のようにあなたは立っている ひとみにうすいゆきをうかべて

           ~ 笹井宏之 『てんとろり』 くつみがき より ~





今日は快晴。

ぽかぽか陽気に誘われて、メジロが中庭のツバキに群れています。


  メジロ1(2020-02-08)

  メジロ3(2020-02-08)

      たっぷりと春を含んだ日溜りであなたの夢と少し繋がる   2006.4.6  

        ~ 笹井宏之 『八月のフルート奏者』 より ~



  


梅はすでに街中のあちこちで咲き匂っています。


  紅梅2( 2020-02-15)
  白梅3( 2020-02-15)
  
  白梅2( 2020-02-08)

   咲き初めし梅のニュースをくはへつつポストは雪を眺めてゐたり   2008.2.21

         ~ 笹井宏之 『八月のフルート奏者』 より ~



  雪景色6(2020-02-18)



雪の中、猫さんが来ましたのでキャットフードをあげました。
このところ我が家に頻繁に顔を出します。

  くーちゃん1(2020-02-20)

  
足元が白い靴下をはいているようなので、「くーちゃん」と
名前を付けました。



  雪景色8(2020-02-18)
  雪景色7(2020-02-18)タテ

  雪景色17(2020-02-18)

        猫に降る雪がやんだら帰ろうか 肌色うすい手を握りあう

          ~ 笹井宏之 『ひとさらい』 うすくみたす より ~


残照 | 16:39:10 | Trackback(0) | Comments(0)
春立ちぬ
  スイセン4(2020-02-05)

    花植うる手に冷風の巻き付いてゆらりとわれをうごかしはじむ   2006.2.2

          ~ 笹井宏之 『八月のフルート奏者』 より ~




二月に入り穏やかな日が続いていましたが、一昨日、立春の声を聞いた途端に
寒さがぶり返しました。

今年もこの時期、裏山に水仙が可憐な花を咲かせています。

  スイセン3(2020-02-05)

  スイセン5(2020-02-05)


夕刻、東の空にうっすらと月が出ていました。

  月1(2020―02-04)

     春立ちて凍てたる疾風過ぎ去れり何処に還らん薄氷の月   2005.3.3

          ~ 笹井宏之 『八月のフルート奏者』 より ~






筒井孝徳 佐賀新聞読者文芸 2020年2月 詩一席 「蛇口」
  読者文芸2020年02月一席「蛇口」
     (↑ ここをクリックすれば文字が大きくなります)



  ツバキ1(2020-02-05) (赤)


山茶花に代わりツバキが我家の主役になりつつあります。 


ヤエツバキが咲き始めると中庭がぱっと明るく華やぎます。 


  ヤエツバキ2(2020-02-05)
  ヤエツバキ1(2020-02-05)

      それは世界中のデッキチェアがたたまれてしまうほどの明るさでした

        ~ 笹井宏之 『ひとさらい』 数えてゆけば会えます より ~





池の鯉も水が温むのを心待ちにしています。

  
  池6(2020-02-05)
  池5(2020-02-05)


  ナンテン1(2020-02-05)
   (中庭の南天)



  夕景1(2020-02-05)
  月3(2020―02-04)

       月光に水晶体を砕かれてしまひさうなるきさらぎの宵    2007.2.15

          ~ 笹井宏之 『八月のフルート奏者』より ~


残照 | 23:08:05 | Trackback(0) | Comments(0)
ねむらない樹vol.4
  ツバキ5(2020-01-30)

       ねむらないただ一本の樹となってあなたのワンピースに実を落とす

         ~ 笹井宏之 『ひとさらい』 はるる ほら あな より ~





本日、2020年2月1日発行の短歌ムック「ねむらない樹 vol.4」(書肆侃侃房)が届きました。


  ねむらない樹vol4表紙


ちなみに、本のタイトル「ねむらない樹」は上述の一首より取られています。

今回の特集は「第2回笹井宏之賞」発表!
有効応募総数は408篇で、その中から大賞2篇、選考委員の各個人賞5篇が
選ばれました。

第3回笹井宏之賞の募集要項も掲載されています。


  ねむらない樹vol4(1)
     (↑ ここをクリックすれば文字が大きくなります)


今回の「笹井宏之への旅④」の<私の選んだ一首>は枡野浩一さんが
書いてくださいました。そして、次の一首を選んでくださいました。

   別段、死んでからでも遅くないことの一つをあなたが為した 
                             笹井宏之『ひとさらい』



ありがとうございました。

枡野さんは宏之が大変敬愛した歌人のお一人です。

たまたまですが、今回私が書かせていただいた「短歌との出会い、人との出会い」でも
宏之が枡野さんに抱いていた思いを綴らせていただきました。


  ねむらない樹vol4(2)
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   ツバキ1(2020-01-30)
 
       冬椿枯れそめ、されどまぼろしの坑夫が夢を見る煉瓦館   2008.1.24

             ~ 笹井宏之 『八月のフルート奏者』 より ~


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